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前回のジョアン・ミロさまの絵「描きやすかったよー」という子がちらほら。今回はうってかわって、こんがらがりそうな制作!数々の名作絵本を製作し続けている画家・安野光雅さんの絵を摸写しました。
名作の中の名作絵本「ふしぎなえ」。言葉のない、安野さんの緻密で美しい「だまし絵」で展開されるふしぎな世界。その中から、各自で挑戦する作品をチョイス。ひたすら追って描き進めます。
すべて見ながら描くのは至難の業!カーボン紙を利用して、ヒントとなる部分をなぞっていきます。
絵本自体は「知ってるよ!」という子が多かったのですが、いざ描いてみることで「この絵っていったいどうやって描いたんだろう?」とリアルに考える きっかけになったようです。「この絵、安野さんはどのくらいの時間でかいたんだろう…」確かに気になりますね。
さて、あとは時間の許す限り描いていくのみ…
「ものすごく面白い」とただただ没頭する子も、「どこを描いてるのか分からない!たいへんだ…」とひーひー言いながら必死に頑張る子も…。とにかく実感するのは「あ、安野さんすごい…」。
最後は着彩して仕上げ。プロの仕事を実感する授業になりました。