6月J-Program No.7 マウンテン


山の全体像は、一方向から見てもわかりません。平面の地図で見てもなかなか理解しにくいもの。この授業では、等高線にそって紙をカットし、それらを積み重ねて山の立体模型の制作にチャレンジしました。

Seen from only one vantage point, we can’t visualize the entire form of a mountain. And it is also difficult to visualize a mountain’s shape when it’s on a map. In this class, they tried to make a three-dimensional model by cutting paper along topographical lines and stacking them up.

 
 
6月1週目のジュニアのテーマは「マウンテン」
それもそのまま、山を作る授業です。

地面から盛り上がっている所、それが山。
山ってそもそもどうやってできるのか。

日本一の山「富士山」は火山の噴火でできたらしい。
世界一の山「エベレスト」は、正確には山脈の一部。
山脈は、地面のいわゆるプレート同士の境目がぶつかり合い、押し合いへし合いしながら地面が形を替えた結果だそう。

スケールの大きな話からスタートしましたが、今回は、こどもたちそれぞれの身近な「札幌の山」をテーマに制作を行いました。
円山、三角山、硬石山、大倉山、そして藻岩山。

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山の高低やでこぼこに忠実な模型を作るため、「等高線」をベースにした制作をはじめます。
まずは標高別のパーツを1つ1つカッターで切り抜く作業から。

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カッターはとても便利な道具だけど、それ故にとても危険な道具でもあります。常に基本を忘れずに。刃物は、持つ方の手はケガしないけど、持ってない方の手は意外とみんな意識しないのです。気をつけて!

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全部切り抜き、組み立てる作業に入ります。
そのまま重ねても高さが出ないので、ちょっとだけ工夫。

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一番パーツの多い藻岩山は、なんと20段超え!
あえてこの最難関に挑戦する強者も。さすがです。

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堂々完成。
まるで登った後のような達成感?

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