2008.8.7.thurs

怒濤の2008年夏のまほうの絵ふでスペシャルもそろそろ終盤。
今日はこの夏4つ目の企画、リトグラフの講座が無事終了。デッサンコースの生徒18名が参加した三日間の制作です。活版合宿からぶっつづけ5日間の参加って生徒も!っきゃ〜、がんばるなー。

初日はまずはじめに遠足・・・じゃなかった動物園へスケッチに。楽しそうな遊園地を横目に、一路動物たちの住処へ。それにしてもこんな街中に動物園がある札幌って、ほんとすごいよね。

暑くてスケッチどころの話じゃない!ってくらいの状況でしたが、ここはさすがのデッサンコース根性を見せて(なんじゃそりゃ)、各自数枚ずつのドローイングをお持ち帰り。お約束として、全員違う動物をモデルに選ぶ。個性派チョイスではラマとかワラビーとか。タンチョウってのもいたね。あんなに山ほど動物がいる中で、なぜそれを選ぶのかすっごいふしぎ。(みなさんワラビーって知ってる?)それはさておき、本部教室に戻り下絵を制作。ちょっとしたハプニングもあり、一日目は目標の行程までたどり着かないまま惜しくも終了。ぬうぅ

二日目は芸術の森・版画工房入り。
ここはプロも使う本格的なプリントスタジオ。
大きなプレス機もどどーんと並ぶ。

遅れを取り戻すべく版の描き込みからスタート。リトグラフは凹凸がない版画。油と水の反応で描いたものがそのまま刷られる、ちょっと変わった手法なのです。そして手で触れただけでも指紋がくっきり出てきちゃうほどナイーブ!
時間は押してるけど、焦るな焦るな・・・

灯油やガソリンで油分を溶かしたり、エッチ液やら製版インクやら・・・ややこしい行程が続々とあり、油断ならない時間が続きます。下絵が消えたり出て来たり・・・あれれ?
版画専門の渡邊先生と鳴海先生の指導のもと、頭がこんがらがりつつも下絵から製版作業までが無事終了。わかったようで、たぶんきっとわかってないぞというリトグラフの版づくり。ふうぅ〜。習得するのに最低5年はかかるってさ!

三日目は、ついに刷りの作業。
インクはチョコレート色に調合。そして鬼のこん棒みたいなでっかいローラー。慣れるまでなかなか思うように動いてくれない。

で、プレス機!危険だし重たいし、とにかく体力勝負。

毎回、「できるのか?・・・つーか終わるのか?」と心配でならないえふでプラス。このリトグラフも刷りを始める前はみんな不安顔でしたが、始まってみたらなんと、ななんと!版画の先生たちも「のみこみがすごく早い!」とびっくりのえふでっ子たち。無駄な時間はつかいません、とばかりに交代で昼食の休みを取りつつ、着々と刷り上げる。昼12時〜約3時間半で目標・各チーム20枚超えという過酷なシチュエーション。「あー乾かすな!」「水塗って!」声をかけながら作業を進め、ますます良くなるチームワーク。版に水と油性インクを交互に塗り、プレス機担当の生徒にバトンタッチ。ぬあぁぁこれは早い!ナイス!

・・・かと思いきや。
浮かない顔のチームがひとつ。
順調だったはずのこのチームの版、どうやら何度刷ってもちょうど良い加減でインクがのらないらしい。薄かったり濃すぎたり、原因がいまいちよくわからない。しかし「これはつかえないね」と先生からザックリとだめ出しされる作品が続く。試しては刷り、また試しては刷り・・・

苦戦もしましたが、終了間際にはどうにか乗り切り、目標数を全チームが確保。なんつーかこんつーか、すごい力を見せつけてくれたデッサンコースのえふでプラス。こいつらまじやばくね?!アート系の全国大会とかあったら絶対メダル取れるぜ。どこまで伸びるんだか。

ということで自他ともに認める体育会系アートスクールの最年長組、デッサンコースのえふでプラスはこれにて終了。さいごの記念撮影のかけ声はもちろん一言「ウッス!」

作品は夏休みあけ、本部教室に飾る予定。お楽しみに!
ご指導くださいました渡邊先生、鳴海先生、ありがとうございました。慣れた手つきで作業する姿がカッコ良かったっす!

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