2009.12.20.sun

今日のえふでは朝から晩まで年賀状作り。まるでガリ版印刷所でございました。1時間ごとにいろんな家族が入れかわり立ちかわり…おもしろかったぞな!せっかく大人が一緒なので、普段の授業以上に、仕組みをしっかり理解してから進めましょう。ということで孔版印刷について説明した後、ロウ原紙や鉄筆・ヤスリなどガリ版独自の用具についてレクチャー。

これがロウ原紙。薄い紙の裏表にロウが塗られとるのだ。

この紙を専用のヤスリの上に乗せて、先の尖ったペン(鉄筆)でガリガリ、ガリガリ…表はペンで、裏はヤスリで、それぞれロウを落としながら版を作ってくのだ。

しっかしこれが難しい!ペンの角度によってはビリッと破れたり、筆圧が弱いとインクが染みなかったり…制作のスタート早々、お父さん・お母さんの出番ぞな。

家族みんなで1〜2枚かと思いきや、参加者それぞれが1枚ずつ制作するというやる気満々の親子も。コリコリ、ガリガリ…細かい製版作業はけっこうしんどい。ちゃんと削れてるか確認して刷りの作業へと進みます。

ずっしり重たいローラーのガリ版機。製版の細かな作業に比べて、刷りの作業は何とも楽しいのだ。インクの量や力加減によって1枚ずつ仕上がりが違うから、思わず大人も真剣。

刷り台のスクリーンを上げる瞬間、ドキドキ…

こりゃ何とも言えない嬉しさ。初めはおっかなびっくりでも、みるみるテンポが早くなり、ナイスなチームワークを見せてくれたぞな。この辺、さすがは親子!と感心しきり。

さてさて。できあがった作品、子どもたちは幼稚園や学校の友達に送るそうな。手書きと印刷、両方の魅力を合わせ持つのがガリ版の特徴なのだ。

今回のガリ版制作はこの方の「ご縁を呼ぶパワー」がなければ開催できませんでした。ギャラリーcontext-sのオーナー、原田ママ(左端)。立派なガリ版機を1台見つけてくれたと思ったら、なんとハガキサイズの小さな印刷機Jr.まで!すげーよな。ありがとうございます。

一見チームワーク良さげな原田家。しかし制作は笑えるくらいみんなバラバラ。各自が自分の制作に没頭…ってとこだけは見事に同じだそうな。大人も子どもも分け隔てなく夢中になる一家なのだ。すげーのがパパの作品、これ見て!びびるぜ。網掛けすげくね?

しかし…これは年賀状ではない…まったくお父さんの好み。これではベルリン・ジューイッシュミュージアムのポストカードである。

それにしてもガリ版印刷…なかなか奥が深いぞな!来年もまたできるといいな。ローラー扱う手首のスナップも練習しとけよ!

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