えふでGallery
太陽の絵

ごおおお 燃えている!
顔料(いわゆる絵の具のもと)を溶いて、
オリジナルの「赤」を使って描いた太陽です。
マル描いてちょんちょん…という記号のような太陽ではなく、
おおきな火の玉、炎のかたまり、宇宙で燃えている太陽を、
自分なりにイメージして描きました。
色の粉を指で混ぜて、そのまま紙に擦りつけるという
指先の感触も刺激になってか
生き生きと勢いを感じる表現につながっていますね。
歯みがきの絵

まいにちの歯みがき。
こんなふうに口を大きく開けて鏡を見ること、ありますよね。
よく見ると、左下に金色の丸い金具があります。
そうです、シャカシャカと歯ブラシを持った手が動く
仕組みのある絵です。
ちょっとの工夫で子どもにリアリティを持たせて
いつもよりほんの少し、ていねいに観察してみる。
歯のひとつひとつにもこだわりが感じられ、
つたない表現ながらも、魅力的に仕上がった一枚です。
花の絵

アイリスという花の絵です。
いつもよりもうんと大きな紙に、ソフトパステルで描きました。
花を魅力的に描いた画家といえばジョージア・オキーフ。
「見る人が驚いて、時間をかけて自分の絵を見てくれるように」
彼女は花を大きく描いたと言われています。
オキーフにならったこの作品にも、
思わずじっと見入ってしまうような、不思議な魅力を感じます。
さくらんぼの絵

おいしそう。さすがはアートラボの作品。
小さなさくらんぼを、ほぼそのままの大きさで描きました。
絵の評価には、うまい絵・へたな絵の他にも
いい絵・よくない絵があると思うのです。
いくら技術が高くでも、おいしそうな様子が見る人に伝わらなければ
何のための絵なのでしょう?
気をつければ、もっと良くなる要素もありますが…
この授業で一番おいしそうに描けていた作品です。
てんとう虫の絵

横にあるのは葉っぱとりんご。
何でしょう?この不思議なバランス感覚。
小さなてんとう虫の世界を覗き込んでいるうちに、
いつの間にやら自分もその世界に同化してしまう…
そんな気持ちのこもった描写が、作品に魅力を与えています。
リンゴのかじられたあとや、ちくちくした足まで
くわしく観察したことを、しっかりと絵に表しています。
模写【ピカソ/泣く女】

パブロ・ピカソの『泣く女』。モデルはドラ・マール。
絵の不安定さや色合いは、見る人をこんなに不安にさせるのか…
「こわいーっ!」と突然子どもが泣き出して
先生たちもびっくりしたという逸話のある授業。
こんなに摩訶不思議な絵なのに、目・指・ぼうしの飾りなど
何が描かれているのかはっきりとわかる。
さすがはピカソ先輩、あっぱれぞな。
ピカソさまの頭の中を追いかけるように
複雑な絵を模写していきました。
しっかし…大泣きしていたあの子は現在、中学生。
そういう子どもに限って、何かの拍子に
画家の道を目指しちゃったりするんだよな…
かわうその絵

これはことばからイメージする授業の作品。
何の絵だかわかりますか?テーマは「かわうそ」でした。
知っているようでいて、その実記憶があやふやだったり、
言葉は聞いたことがあるけれど、実際の姿は知らないもの。
そんなものを題材にしているのです。
この子はかわうそを知らなかったのですが、
水のあるところに住んでいて、魚を食べる。
からだは短い毛で覆われている…などヒントをあげて、
自分の中でイメージをふくらませて描いた一枚です。
足がたくさん生えてるあたりがおもしろい。
足元にあるのはたき火?手には魚を持ってますね。
パンの絵

焼きたてのフランスパンを見て描きました。
画材は透明水彩絵の具と水性ペン。
絵を描くだけではなく、紙を揉んだり、
絵の具を溶いて染めるようにしたり。
パンのしわしわな感じや焼いた風合いが出るように
工作的な要素も入れて工夫しました。
にじみや混色など、水溶性の画材の特性が
うまく生かされていますね。
ベーコンの絵

ジュニアのベーコンの絵。
どこからどう見ても、ベーコンだ。うまそー。
絵がうまくなりたいとか、
描き方を教えてほしいとかよく言われるけど、
結局…やっぱりよく見ること以外にないんだよね。
「やり方さえ教えてくれればできるのに」っていうのはちょっと違う。
めんどうだったり、たいへんだったりするところで手を抜かず、
ていねいに見て、そのまま描こうとまっすぐにがんばった結果が
絵に出てくるんです。
これは、しっかり描ききってやろうという気持ちが感じられる、
とても良い絵です。
自画像

しっぶいなー!
しかしこう見えて子どもが描いた自画像。
ひとつひとつの描写が、よく観察されていますね。
例えば帽子のつばでできた陰の部分が
顔の立体感を探す手がかりになっていたり、
光の当たりかたをていねいに追った結果、
何とも味わい深い表情の表現につながったり。
それが絵画表現としてたいへん魅力的な効果をあげています。
自画像ってその時の自分を自分が描くわけだから、
二重の意味ですごくおもしろい。
この鉛筆デッサンにも、思春期を迎える少し前の、
小学生男子の複雑な内面が表われていますよね。


