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こぶたミーティング・2009
ぬぁんと自分たちが泊まるテントを自力で作るのだ!
あまりに過酷なため実際にキャンプに行く前に
綿密な打ち合わせが必要であろう。
ということでまず前日に『こぶたミーティングの巻』。
小学校3年生から中高生の子どもチャレンジャーたちが
まほうの絵ふでに続々と集結。
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8月2日
9:30 教室に到着次第、なぜか写真撮影。ボードの前に立たされ、何のためなのか意味不明のまま、有無を言う隙もなくパチリパチリと撮られていく。

10:00 こぶたミーティングスタート
まずはじめに、校長からはじまりのあいさつ。
冒頭「こぶたキャンプが心配な人は?」
シーン

「楽しみな人は?」

はい、みなさんお楽しみな様子で…(今だけだぞ…)
10:30 テントの可能性を探るブレスト。
かたい頭をふにふにするのだ。現実的に可能かどうかは別にして、考えられる限り形を描き出してみろ。制限時間は5分間。

全体の絵を貼り出してチェック。
いっぱい出たが、意外と似たようなアイディアが多いことに気がつく。

11:00 現場を知る
現実的にどんな環境に建てるのか、スライドショーで森の様子を見る。
「明るいキャンプ場!…と思いきや、ワシらのスペースはこの奥の奥ですからね!」まさに森の奥。

当日与えられる資材の発表。
まずテント用のシートは1チームにつき10m×10m。一応防水。

縄は各チーム8m×3束。
「よく締まるし、困ったときのたき付けにもなる」という校長おすすめの一品でございます。

支柱には竹でございます。
「ペグなんぞ現代的なものはありませんからね!」
切って使えっつーこと。
長くて太いのが2本、短くて細いのが9本。
ちなみに竹はそのまま燃やすと危ない。「まさに爆竹」要注意。

その他、ハト目、新聞紙、ティッシュ1箱…ガムテープは各チーム25m。「ええっそれだけ?!」という子どもたちのリアクションを受けて、今回のこぶたキャンプのルールの説明。こまった時のためにイエローカード(通称:お助けカード)を各チーム2枚配布する。足りないものがあったらカード出すがよい。さらに「いよいよもうだめだ!」という時にはレッドカードを出す。つまりそれでギブアップ、ワシらと一緒に屋根のあるとこで寝ることになる。そのチームの全員がゲームオーバーつーことね。
11:15 チーム分けの発表。
リーダーはこの5名。「たのむぜ!」

最年長のリーダーの仕事は、総監督と、校長への報告義務。
次のサブリーダーは、実制作の中心になる、テントの建設責任者ぞな。
サブサブリーダーは、散らばりやすいチームの用具や資材を徹底管理。
最年少の逆リーダーの仕事は…「メンバーからとにかく愛されることでございます。」うまくいかないと、チーム内がギスギスしてきますからね。足を引っ張らないのはもちろん、困ったときのムード作りも年少者のだいじな仕事。
11:30 模型づくり開始
わかりやすいように、すべて10分の1縮尺に統一。
「模型にリアリティを持たせるため、自分の10分の1人形を作りなさい」おお、写真はこのためだったのか。

ワシも登場。「ハイどうもー」

12:00 昼食 (食べ終わったチームからすぐに模型作りつづき)

途中、リーダーをひとりずつ呼びだして進み具合の確認。
「順調!」

「問題ありません」

「全然言うこと聞いてくれません…」

おいおい、まだキャンプも始まってないぞなよ。苦戦しとるのう…がんばれよ!
13:30 テント模型のプレゼン
要点は、テントのサイズ、耐候性、作りやすさの3点。

各チームの「しゃべり担当者」の発表後、まわりからズバズバと鋭い質問・意見が飛び出す。
「雨降ったらどうするんですか」
「せまそうですが、荷物の置き場所はあるんですか」
「この支柱はどうやって立てるんですか」

どのチームも今いちリアリティがなかったことが判明。
ということで1回目のプランは全チームともほぼ撃沈。
そこで写真を見直しつつ、明日の天気予報を確認。
実際にどんな状況になるのか具体的に想像すると…
「地面は草でふかふかして建てにくい」
「明け方は黙ってても冷える」
「蚊が出るかも」「露がつく」「体調崩すメンバーがいたら…」
崖っぷちになるであろう自分たちの姿が浮かび上がり、はじめて青くなる子どもたち。
「ぬぅぅ…いざという時の逃げ道を考えろ!」
14:30 今度こそ本気の模型づくり。

作り方の手順やタイムテーブルも各チームで作成して提出。

しかし…みんな屋根に入り口つけちゃうんだよなー
人も入れるが雨水もウエルカムぞな。大丈夫なのか?!
というところで今日のこぶたミーティングは終了。
明日の注意事項や持ち物、バスの出発時間等を確認して解散。
えふでのこぶたたちの運命やいかに?!
こぶたキャンプ・2009
8月3日(月)
9:00 まほうの絵ふで前からバス出発
前日に遅刻厳禁と念押しといたため、遅刻者ゼロ。でかい荷物背負ってやる気満々。しかし多少浮かれぽんちきな空気あり。

移動時間を使って、性格診断テスト。50の設問に答えるエゴグラムっつーテストなんだがな、これがよく当たるのだ。自分の性格を客観的に自覚できるから校長的には超おすすめ。今回、運命を共にするチームのメンバーがどんな性格なのか、よく把握しとけ!
10:50 キャンプ場到着。
天候はくもり。気温はほどほど。

しかし一足先に着いて現場を下見した先生から、バッドニュースが…「前日の雨のせいで、地面がゆるくなってます」
浮かれた空気が一気に凍りつく。
テント立つかどうかギリギリの状況なのに…これは痛いぞ!
11:30 昼食もさっさと済ませ、資材の配布。
用具・資材の管理は各チームのサブサブリーダーの仕事。

足りないものや紛失物なんぞあったら責任重大。後からもらうには各チームに2枚だけ渡してあるイエローカードと引き換えなのだ。貴重なカードをアホなミスで失うわけにはいかん。荷物のチェックも超念入り。
11:50 森へ移動
川遊びを楽しむ子どもや立派なテントを張った家族づれを横目に
緊張した面持ちで黙々とリヤカーを押すワシらは全く別世界。
奥へ奥へとひたすら進む。例えて言うなら疎開中の子どもたち。

12:00 場所決め
現場に到着後、まずはテントを張る場所の検討。

ちなみにえふでの場合、場所取りジャンケンなどいっさいナシ。前日のこぶたミーティングから、集合の早い順、メシ食うの早い順、提出物の早い順…など細々とチェックしてポイント貯めてたのだ!もちろん点数高いチーム順に優先的に好きな場所を取ることができる…こぶたキャンプ中の行動はいちいちポイント対象になっとるもんだから油断大敵。最年長のリーダーは「早くしろ!」「集合だ!」自分たちのチームが悪条件にならないよう、常に気が抜けん。
12:20 テントづくり開始
前日に作った模型と施工手順の計画表をもとに制作スタート。
まずはじめに支柱を組むチームもいれば

広い場所に出てシートを切り出すチームも。

こちらは地面に差すための竹を加工。

テントの制作はサブリーダーが中心。と言えどもこの規模の制作はひとりでは到底ムリ。柱をおさえてたり、シートの端を持ったり、走り回って資材や道具取りに行ったり…ちんまい子もちんまいなりにやるべき仕事が山ほどあるのだ。

肩車して仕事させるとは!リーダー、ご苦労。
14:30 一足早くテントらしき形になったのは、男子ばかりのEチーム。ここは前日のこぶたミーティングでも仕事が早かった。しかしその過程を見ると…

骨組みが弱いのにムリヤリ作業をすすめたため、崩壊の危険ありとの判断。そこでテープで固定しようとあれこれ試みたようだが…結果、「テープが足りなくなった!」やむを得ずイエローカード片手にリーダーが校長のとこにダッシュ、予備のガムテープと交換。初の『お助けカード』の登場に他チームもざわめく。
あれこれシュミレーションしたはずの計画だったが、この辺りから「やばい」「無理がある」と他のチームもプラン通りにいかない現実に悩み始める。一時小雨も降り始めるが、そんなの気にしてられん。

途中で話し合いを重ねつつ、大小様々な計画の変更。走っては作り、作っては考え、考えては走り…夕食も作らねばならんから、16:30にはテントを完成させたいところ。さらに日の入りは18:45。夕食後、暗くなってからの森での作業は不可能に近いから…後がない!
15:15 経過報告
まだ完成形が見えないチーム多数…の割に
「大丈夫です」「どうにかなると思います」
ぬぉー、粘る粘る!
意地でもイエローカードを出したくないリーダーたち。

まぁ…まだやれるっつーなら手出しはせぬ。作業再開!
16:00 続々と各チームのテントが立ちはじめる

「せま!」「隙間だらけ!」「虫入るぞ?!」「寒くねーか」
先生たちのツッコミも何のその。
「平気!」「これから塞ぎます!」「二重にする!」
中には危なっかしいのもあるが、こっから仕上げぞな。
何だかんだ言いつつみんなどうにかできそうだ…と思いきや、
ん?ひとつだけ気になるのがこのチーム…

おーい。おまえらだいじょうぶか?
16:15 いよいよ観念した最後のチームのリーダーからイエローカードが。「校長、手伝ってください」計画を聞いてみるとプランは悪くない。前日の夜、建築家のお父さんに相談してきただけあってしっかりしとるのだ。しかしいざやってみたら支柱を地面に固定できない。さらに強度を高めるためロープを木の幹に巻き付けて張ろうとしたが「チームのメンバーが手伝ってくれない」ぬぅ…リーダーの必死さとは裏腹になぜこうもまとまらんかこのチームは!

ギリギリの時間まで全員に手伝わせ…

やっとこさできたのがこれ。出入り口も窓もないが…多少の雨風ならしのげる。まぁ一晩くらいならがまんできるであろう、側面のシートをまくり上げて出入りしろ。これで完成とする!
で、他のチームの仕上がりはと言うと…

じゃじゃーん
一応全員寝られるようだな。高さがなくて立てないが、これでも当初のプランよりは大きくなったんだと。たいそうご満悦。
こちらも現場に来て床面積を広げたチーム。

うーむ。寝床ができて、喜びを隠せないご様子。
飛び上がるのは無理なようだが、ゴロゴロするスペースはあるようだ。
そして早くに形ができてたこのテントは

ディティールまでしっかり作り込んで「中も快適!」と太鼓判。
そしてなんと言ってもちんまいのがここ!

全員が寝たらまさに「すし詰め」ってやつよ。いいのかこれで?!
途中で到着した坂上シェフもテントの中覗いて唖然。「ありゃー!」

まあここはチームワークも抜群に良かったようだし
どうにかして寝るのであろ…これにて全員完成とする!
しかし…問題はこっからだ。
果たしてこの環境で大きなトラブルなく朝を迎えることができるのか!?
17:00 夕食
次に降り掛かる問題が野外料理。
全チームに同じ食材を渡し、一言「自力で作れ。」
これが夕食と翌朝分の食材。

前日のミーティングでは食材について全く知らされていない。
各チームで献立の相談をしつつ「米…炊き方わかる…?」
途方に暮れつつも、とりあえずは火起こしぞな。

これがなかなか思うようにいかない!
腹は減る…火はつかない…腹減った…メシまだか…
しかし「イエローカードだけは渡したくない!」
ここでまた粘る粘る…

予定時刻を大幅に押しつつ、やっとこさ炊けたご飯は「固い!」
アルデンテじゃあるまいし…そのまま食うにはさすがに…
「雑炊の作り方教えて!」
先生にイエローカード出して泣きついたたのは1チームのみ。
他は意地と根性でそのまま食べるとな?!
男子チームなんぞ塩かけてでも食ってたっつーから…そりゃ見上げた根性だ!トウモロコシ焼いたりじゃがいもゆでたり…つーかそこまで無理せんでもイエローカード使えよ、おい。
19:30 恐怖の森の怪談
すっかり日も暮れたところで「虫の害、夜の寒さに加えて、えふでのみなさんに恐怖をもうひとつ…」
でたぁ〜!坂上シェフの『森の怪談!』

こえー!まじこえー!
さらに『天国か地獄かくじ引き大会!』
後でもめないよう、各チームで愛されるのが仕事であるはずの逆リーダー(最年少)がくじを引く。女子チームにはそれぞれ…
花火が出ました!「わーい!」

夜食用のおやつでございます!「やったー!」

穂別メロンでございます!「わー!食べていいの?!」

先生たちも未だに不思議なのだが、なぜ揃ってこの当たり方?
一方、さいごのさいごまでテントができなかった男子チームは…
「恐怖の森のおつかい…暗闇にあるスイカを取ってこい」
どこまでもツイてないぞこいつら…地獄ぞな。
「あっちの森(スイカがある方)って真っ暗じゃん!」いやだいやだと泣きつき、あげくの果てに「吐き気がする」と脱落者1名。

残りのメンバーとジャンケンで負けて引率をするはめになった坂上シェフ、ひとかたまりになって出発。テント作りではあきれるほどチームワークが悪かったはずだが、この時ばかりはリーダーにしがみつき、どうにかスイカゲット、任務クリア。ふう〜
さらにもう1チームの地獄は「テントの中で百マス計算…?」
えふでに通う学力の高いみなさんのため、足し算、引き算も二桁、かけ算も二桁…やってもやってもなかなか終わらん量を用意いたしました!
小3、小4の逆リーダー・サブサブリーダーは早々に脱落。眠い目をこすりながらも最後まで終わらせたのは中1のリーダーと小6のサブリーダー。今日一日ちびっこたちを動かし、テントづくりで疲れ果てているはずのこの2名、全てを終わらせたのは夜中12時を回ってたそうな。さすがの根性、ご苦労!

そんなこんなで消灯後のテント。夜の森は真っ暗でございます。
まるで難民キャンプ的ではございますが…

中ではこの通り。どのテントも中で子どもたちがぐっすり熟睡しておられます。ハードなテントづくりでいい具合に疲れてたのでしょう。

技術的に大きく作れなかったのが幸いしてか、小さなテントに子どもがぎっしりで熱気むんむん。寝袋から蒸気上がっとったのもいたくらい…そのまま朝方の冷えも何のその。全員無事に朝を迎えました。

何でしょうこの神々しい朝の光は。
今回のこぶたキャンプ、テント作りの技術はさておき、意地と根性、
そしてチームワークという精神面は随分鍛えられたに違いない。
「良質なストレスは子どもを育てる」
えふでの考えをストレートに実施した形になりましたが、関係者の皆様いかがでしたでしょうか。天候その他の様々な幸運にも恵まれ、何より出発前は随分心配されたであろう親御さんたち、よくぞ思い切って預けてくださいました。子どもたちはわれわれの予想・想像以上に本当にひたむきにがんばってくれました。えふでに対する親御さんの期待と信頼があっての活動でした。重ねて感謝をお伝えします。

ぞうさんペーパー

「ウンチってドロドロしてるの?」「カレーみたい?」
2009年7月27日、28日に行ったぞうさんペーパーづくり。
「ウンチやだー!」「やだやだ!」「ぜったい触らない!」
朝から気になってそわそわ落ち着かないキッズたち。
しかし言葉とは裏腹に、いざぞうさんのウンチが登場すると
「うっきゃーっ!」拍手と歓声で大興奮。

まあごらんの通り、ウンチっつーてもふつうの枯れ草みたいなもんぞな。草を食べてもぞうは消化されない状態で出てくるらしい。それを煮て殺菌して乾燥させたのがこれ。

まずは古新聞を細かく裂き
ッシャー!

ミキサーに新聞とウンチを入れ
ぎゅいーん

どろどろになったら水槽へ。

よくかきまぜて

網を張った枠をそーっと沈め

う…うう…うんち水。

枠でザッパーンとすくい上げるのだ。

そこに今回は、別の紙で作っといた世界地図をぺたり。

ひっくり返したり、踏んで水を絞ったり。乾かすのもたいへんなひと仕事。ミチコーポレーションの宮尾さん、ていねいなご指導ありがとうございました。

できた紙は手づくり感満点のやさしい風合い。

「昔の地図みたい!」と仕上がりにニヤリ。紙が乾くまではもろいから要注意ぞなよ。

一連の紙作りが終わった後は、ぞうさんペーパーづくりの紙芝居やムービーを鑑賞。現地の職人さんの仕事をみて「すげ!」「早い!」いかに大変かを経験してみると、すごさがよくわかるっつーもんよ。4歳〜7歳の子どもたちとは思えないリアクション。(吸収はやっ!)

さらにスリランカのぞうについてもちびっと詳しくなったのだ。餌がすくなくなった野生のぞうが、村や人間を襲ってしまうこと。ぞうの孤児院や老人ホームみたいな施設があること。ぞうのウンチで紙をつくることで、餌が買えたり、現地の人たちの仕事ができたりすること。みんな簡単にリサイクルとかエコロジーとか口にするが、なかなか整合性を持てずうまくいかないものも多いのが事実。しかしワシがこのぞうさんペーパーで感心するのは、関わる全ての人と動物の役に立っておるという点なのだ。良いアイディアはいろんな人をちょっとずつ幸せにしてくれる。ファンキーな植田社長と宮尾さん、この後も活躍楽しみにしとります。おやつのマンゴーとパインもおいしかったっす!
協力:「ぞうさんペーパー」ミチコーポレーション
モエレ沼公園『フラワー』

2009年7月5日(日)見事に咲いたフラワーなのだ!

幅20メートル、高さ70メートルという巨大な花の絵、札幌市東区・モエレ沼公園の大きな山にどっかーん!原画はイラストレーター大塚いちおさんの手によるカワイイ絵。しかしこれだけでかくなるとさっすがに迫力満点。見よ!上からのこの壮快な眺め!

この距離だと人は小さなつぶつぶ。きっと花の周りに座っとる子どもたちは向こうから見るとまるでアリんこだな。
こちらは山の上の子どもたちに声援を送るお父さん・お母さん
(+通りがかって驚くたくさんのオーディエンス)

それに応えて懸命に手をふる子どもたち「やったぞー!!」

しっかし…とおいぞー!

今回の作品、あまりに巨大なため山のふもとで各パーツに色を塗り、それを山の上で組み立てるという作戦で行ったのだ。まずはじめに子どもたちがパーツを広げてよっこらせ。

でかすぎて何が何やらよくわからん…遠近ついた時にちょうど良く見えるよう計算して、パーツは細長くしとるのだ。

筆でちんたら塗ってたら日が暮れる…ということで今回はペンキ塗り用のローラーを用意。

コツは「均一に仕上げないこと」多少の塗り残しや、じわじわ色が混ざってないとこをうまく残すのがいい感じ。イラストレーター大塚いちおさんの指示のもと、一気に仕上げた花びらや葉っぱ。

お父さん・お母さんたちのナイスな協力もあり、塗りの行程はスムーズに終了。
次に待ってたのはこの巨大なパーツを山の上まで運びあげるというミッション。登ったことある方はおわかりでしょう、モエレ山ってのは大人でもかなりきっつい斜面。見た感じ、下は2〜3歳の子どももおったぞな…はたして上までたどり着けるのか?!
ここはそれぞれのチーム、子どもも大人もみんなで「わっしょい!」

「わっしょい!」

一番上の花びらのチームなんか超たいへん。上に行けば行くほど斜面がきっついのだ。「がんばれーっ!」「もう少しだーっ!」

山肌は草も深く、キッズの子どもたちは限界ギリギリの顔で到着。
しっかしやり切った感は満点。

何がすげーってどう考えても3時間はかかるであろうこの巨大な絵画制作、えふでの場合は…ぬぁんと2時間で完成!驚異的ぞなー。さいごは全員、転がり落ちるようにして下山。兄弟姉妹…いやいや他家族の子どもの手をとって下山するジュニアの姿もちらほら。ぬぅ…その姿にはワシとしてもかなりご満悦。まったくもって良い共同制作であった!
そしてラボ(+卒業生OB’s)の連中も今回は大活躍。トランシーバー・インカムを装着しての活動は貴重な経験になったであろう。「はるばる来たぜ北海道〜」の取材班のみなさんもおつかれさまでした。えふでの子どもたちも粘り強いが、取材チームのみなさんも粘り強く、どんなかたちで制作の様子をまとめてくれるのか楽しみにしとります。
そしてそして、イラストレーターの大塚いちおさん、2回ってのはなんだかキリが悪いっすね!前回のツリー、今回のフラワーの続編として、また何かご一緒しましょう!
阿部海太郎×植原亮輔と渡邉良重 LIVE & TALK at FAbULOUS
2009年5月2日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:FAbULOUS 札幌市中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1F
主催:ART education program まほうの絵ふで 協力:有限会社ラウンドアップトレーディング、tsumac design factory、THEATRE MUSICA

2009年5月2日に開催した『阿部海太郎×植原亮輔と渡邉良重 LIVE & TALK at FAbULOUS』。会場となったファビュラスはセレクトショップ。えふでもいつもお世話になってるtsumac deignさんによるステキな店内には普段からD-BROSの商品が並んでいます。

この日は特にD-BROS色が強まり、スタッフのみなさんもライブを心待ちにしていた様子。チケットは前売りでsoldoutとなっていましたが、開場前から入り口にはたくさんの人が。
まずはじめにDRAFT/D-BROSの植原亮輔さん、渡邉良重さんのトークからスタート。デザイン界では泣く子も黙る宮田識さん率いる株式会社DRAFTについて。そして数々の素晴らしいプロダクトを生みだしているD-BROSについて。フラワーベース、カップ&ソーサー、カレンダー、ホテルバタフライのシリーズなど、制作に関する貴重な話を聞かせていただきました。自分たちの美意識を曲げない。ていねいにデザインする。仕事に対しての真摯な姿勢がひしひしと伝わってきました。

今更だけど…植原日本一てのは才能だな。良重さん国宝説ってのもさもありなん。どんだけ聞いても聞き足りないくらい話が深い…きっとまだあるであろ?つづきはぜひまた次回!
そして後半は、北海道初上陸となる阿部海太郎さんが登場。映画、舞台、CMなど多方面でご活躍ですが、今回は『SOUND TRACK FOR D-BROS』を軸に演奏。

ホテルバタフライのための曲、カレンダー、BROOCHなど、生で聴くと改めてすばらしい。映像とリンクさせた演奏では思わずその世界観に引き込まれ、まるで夢のようなひと時!

ライブの終了後には再度D-BROSのおふたりも登場し、みなさんでのトーク。途中、良重さんと海太郎さんが一緒に手掛けている「ソフィーナのCMを…」とのリクエストに対し、PCから音声が出ないというアクシデントが。しかしせっかくだから…

「生ソフィーナ」。映像見ながら海太郎さんがその場でピアノを弾くというこれまた貴重なおまけが。場内からは思わず感動のため息が。作曲するにあたり、化粧品についていろいろと勉強なさったとのことで「妙に詳しくなっちゃった。」そんな裏話もおもしろおかしく聞かせてくださいました。海太郎さんの浮世離れしたオーラは、おそらくその純粋さ故。終了後にはライブについてこんなことをおっしゃってました。「音楽家はその瞬間、瞬間で命がけなんです」うぅぅー、しびれたぜ!
この春GWの一連の活動にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。特にご多忙の中、司会を務めていただいたHOMEのwabiさんこと工藤さん、そして代官山店オープン時期に重なったにも関わらず、音楽機材の相談・手配から当日の音響まで全ておひとりでこなしてくださったcholonのキクチマコトさん、はるばる東京からやって来てひとり三役、えふでのスタッフ以上の活躍を見せたハセくん。ちなみにハセが撮ったライブのビデオはかなりいいクオリティとのことで、何かの形でみなさんにお見せできればいいなと思っています。乞うご期待。その他にも様々な形で多くのみなさんのお力を借りて実現することができました。改めてお礼申し上げます。
[参考サイト]
阿部海太郎さんについてはシアタームジカ
アルバム『SOUND TRACK FOR D-BROS』についてはこちら
D-BROSの植原亮輔さん・渡邉良重さんについてはこちら
絵と音楽のあいだ

2009年5月3日、モエレ沼公園で開催したワークショップ『絵と音楽のあいだ』。そのワークショップのために音楽家・阿部海太郎さんが子どもたちに作曲してくれた『3rd May Quintet』(5月3日の五重奏)。5つの楽器(アコーディオン・マリンバ・ピアノ・パーカッション・バイオリン)の音をそれぞれ絵に表し、それらをひとつにまとめることで五重奏を視覚的に表現するというもの。作品の監修・アートディレクションはDRAFT/D-BROSの植原亮輔さん・渡邉良重さん。…このめちゃめちゃ贅沢な子どものためのワークショップに、えふでの小学校2年生から高1までの30名が参加しました。

まず初めにこれまで海太郎さん、植原さん・良重さんが手掛けてきた仕事を紹介するところからスタート。ちんまい子にはちびっとむずかしめのはずだけど、その空気感は圧巻。さらに抽象的な模様や絵を海太郎さんが音で表すと…というクイズ形式のお題に挑戦。こんなに真剣に音を聴くこともめずらしいだろうと思われる。

午後からは『3rd May Quintet』の各パートの楽器の音を聞き、実際に絵に表す制作に挑戦。うーん、むずかしい…と言いつつもさくさく描くえふでっ子たち。「早い!さすが」褒められとったぞ。

子どもたちの作品を見て「素のままがおもしろい」としきりに喜んでくれたお三方。さっすが達観した人は表面的なものでなく、一番大事な部分を突いてくる。年齢差のある参加者も、この絶対評価の上では完全に対等。

つーかな、みんなふつうに話しとったが、冗談じゃなく天才・国宝・日本一の方々だぞ!みなさんあたりがやわらかくて子どもたちにも大人気。そんなほんとうに優れた人たちと時間を共有することができただけでも、子どもたちにとっては貴重な経験だとワシは思うがな。
5つの音を描いた作品は木箱に入れて完成。真ん中には『3rd May Quintet』のCD入り。つまりこれはCDジャケットのようなもの。

『5月3日の五重奏』CD何度も聴いて堪能してな!
[参考サイト]
阿部海太郎さんについてはシアタームジカ
アルバム『SOUND TRACK FOR D-BROS』についてはこちら
D-BROSの植原亮輔さん・渡邉良重さんについてはこちら
ロードアート ツリー ムービー作品
ロードアート ツリー ダイジェスト
活版印刷の絵本 ツリー
2008年の夏は『活版合宿』。なんとリレー方式の絵本作りに挑戦。30名が一丸となって挑む絵本「ツリー」。話のはじめから絵本のおわりまで、どんなストーリーになるのかえふでの先生たちも予想がつかず。まさにえふでの合い言葉と化している「出たとこ勝負じゃあ!」の通り、勢いだけで乗り切ったような一泊二日。できあがった作品は・・・ほんとにすげえ!
今回は活版印刷機とともに北海道上陸を果たしたオールライト工房をはじめ、チョロン、マッキナフォト、おむすびの幸え、おなじみMOBBYなどなど、そうそうたるメンバーが集結した大人陣。オールライト工房のみなさんは、始まる前から「活版合宿って子どもたちより、おとなたちの試練じゃない?」と恐れおののいておりましたが・・・いやぁ、えふでの子どもたちのパワーったらほんとにすごかった。「おそい!」「効率わるい!」って子どもたちを叱咤していたのは、なんと他のチームの子どもたち。なんなんだ、この子ども集団!
そんなこんながんばりまくった二日間でできた絵本はこちら。
ずらり30人の胸に描かれた「ツリー」のストーリーです。
キッズチャレンジ『ねむりのほん』
ひとりで眠るのは、小さな子どもにとってほんのちょっとこころぼそいもの。お気に入りのマクラやタオル、本やおもちゃが気持ちを落ち着かせてくれたりしたものでした。そんな子どもたちのねむりアイテムを持ち込んで「ねむりのほん」をつくりました。
お気に入りのねむりアイテムとともにカメラの前に立った子どもたち。撮影はチョロン・菊地智子さん。はじめはドッキドキに緊張していた子どもたちも次第にいつもの元気の良さを取り戻し、ご覧のとおりほんとにステキな写真を撮っていただきました。
Created with Admarket’s flickrSLiDR.
これだけでもうれしいのに、今回の活動でメインとなるのはなんと活版印刷。そう、右側の文字はすべて子どもたちが一本ずつ活字を拾い、手キンと呼ばれる活版印刷機で刷った文字の一部分なのです。オールライト工房のみなさんのご指導のもと、ほんとによくがんばったもんだと大人たちも感心しきり!
ハンコと同じような逆さ文字、さらに「いろは」順の活字棚の並びなど、キッズの子どもたちにとってはハードルが高い活字拾い。(なんてったって参加者の中には未就学児も少なくない)さらに活版機の作業は、まだ体が小さな子どもたちにとってたいへんな力仕事。なみなみならぬ思い入れの1冊ができあがりました。
ご協力くださったみなさま、たいへん貴重な経験と作品をありがとうございました!











