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12月最後のジュニアでは年賀状づくりをしました。
といっても、絵やイラストを描くのではなく…
「文字のかたち」をつくるプログラムです。
文字のかたちのことを、タイポグラフィ、もしくはフォント(書体)などと呼びますが、それらは必ずどこかの誰かがデザインしたもの。おなじ文字でも、かたちによって印象が変わります。
印刷技術が生まれた中世ドイツの時代から現在まで、様々な文字の形がデザインされ、世界中で使われています。そんな文字のかたちの歴史をまずは映像でざっくり紹介。
これらをふまえて、マイフォントをデザインするべし。
ポイントは、どの文字にも共通するルールを自分で設定すること。
線の太さをそろえたり、角のかたちを工夫してみたり。
短い時間でまずはアイデア出し。さながらデザイナーの仕事みたい。
これだ!というかたちが決まったら清書します。
今回は、書いた文字を縮小コピーして使用するため、よごれのない美しい文字原稿が必要になります。少しの汚れもあってはならない!先生からのダメ出し続出。
なぜそんなに厳しいかというと、今回の作品はこうなる予定だから…
じゃじゃん。
金の箔押し風!
汚れがあると、それも箔押しされて目立っちゃうから気をつけろ!
ハガキに黒い文字をコピーできたら、金色の小さなシートを文字の上におき、ラミネーターに通すだけ。
熱で、黒い部分にだけ金色がうつる仕組み。
この、ぺりぺりとシートをめくる瞬間がたまらん!
スペシャル年賀状に仕上がりました。大事な人におくるべし!