2月K-Program No.29 フレイマー①

キッズ・ジュニアのこどもたちが汗だくになる作品作りのひとつに、のこぎりを使った制作があります。今回は自分たちの絵を入れる額縁をつくるため、額縁の斜めに組み合わされる角の部分を、正確に切り分けていくことが課題です。

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見るからに危険そうなのこぎりを手に、どの子もちょっぴり緊張気味。慣れるとすいすいと使えるようになるのですが、体が小さなこどもたちはまだまだ修行中。おとな用ののこぎりを持って、真剣な顔つきで木を切っていきます。

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制作がうまく進んでいるかどうかは、少し離れたところから見るだけでだいたいわかります。「姿勢が良いかどうか。」指導の上ではまずそこを見るようにしています。猫背だったり、背中がねじれている子は当然うまく切ることができていません。同じ姿勢を維持するのはどうしても疲れるようで、片手で持ちはじめたり、自分が楽な姿勢をとろうとすのですが、そうすると刃の向きが斜めになってしまい結果的に切り口がガタガタになり、切りにくい状態になってしまう。

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一方、すいすいときれいに切れる子たちはそれほど苦労せずに一定の姿勢、一定のリズムで最後の最後「スパン!」ときれいに切り落とします。おとな用の大きなのこぎりを使いこなす小さなキッズの子たちの姿は、なかなか見事なものです。
初めての子はいかにも危険そうな見た目ののこぎりばかりが気になるようですが、実は大事なのは切られる方の木の状態。動かないようにしっかりと固定できていることがまっすぐに切るための最低限の条件です。二人一組になって、切る人、押さえる人で協力しながら「ふう〜、切れた!」最後は気分爽快。

This was the class to make a frame. This week, they experienced how to cut wood using a saw. The aim was to cut the wood exactly for each corner of the frame. At first, every child looked pretty nervous because the saw looks so dangerous. They learned how to hold the wood down, the angle of the saw, and how to move their own arms. Everybody sweated a lot!