2月J-Program No.31 ラーナのぼうし②


この週では帽子の型が登場。でもこどもたちの作業は前週に引き続き、ひたすら羊毛をこする作業です。型にぴったり合うまで、縮めていきます。この授業の終わりには…クラシックなシルクハットが完成!

This week, the model of the hat comes out. But children’s work was simply to rub the felt more like the week before. They tightened it until it fit the model. Finally, they completed a classic style hat!

 
 
ラーナのぼうしづくり2週目。
ぺったんこな帽子の状態から、今週は一気に仕上げます。

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まずはシルクハットの型を手早くつくり…先週のつづきへ。
前回のおにぎり状の羊毛を、はさみでカット。ここが帽子のかぶる部分になります。中もよーくこする!

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まだまださらにフェルト化作業。
棒をつかってのり巻きのように巻きながら転がすことで、しっかりと縮ませることができるそうです。だんだん表面が締まってきた!

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先ほどつくった型に帽子をかぶせて、ぼうしの形をつくっていきます。型にかぶせてこするだけでできるなんて羊毛ってすごい!それに、とりあえず型にかぶせただけでそれっぽい形に見えてしまうのです。しかし…そこからがジュニアの頑張りどころ!自立したきちんとした形にするためには、こするポイントをどれだけ押さえられるかがカギになります。ここでも手の感覚がとても重要。

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最後は、暖かいお湯につけた後、つめたい水で冷やす。この温度差でまた羊毛がきゅっと縮んで、フェルト化されます。最後にリボン帯をつけてできあがり!

素敵でしょ?

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目だけでなく、手で「見る」感じ。羊毛の扱いは、ものすごく上手な子と、すごく大変だった子に分かれました。指先だけでなく、手のひらのあらゆるところにセンサーを働かせるべし。