4月L-Program No.02 ビュー・ポイント②


ダンボールをモチーフにしたデッサンです。まずは前の週に学んだ「自分の視点」を定めるため、イーゼルの高さや姿勢を整えました。思い込みで描かずに、形を正確に捉えていくことにこだわりました。

The theme was a cardboard box. First, they set up the height of an easel and their own posture for a fixed “unique view point” which they had learned the previous week. They were particular about catching the shape perfectly without drawing it from memory.

 
 
2週にわたるデッサンの授業がはじまります。新ラボのみなさんにとっては初の本格的デッサン!しかし、その他ラボのデッサン経験者も含めて、基本の基本から改めて意識してみようという回です。

モチーフは数字が書かれたダンボール。

モチーフ

まずは構図を決めます。「ただここの場所があいてたから…」というのではなく、「このモチーフをこう描きたいからここにする!」と、自分なりの基準をもつことが大事。

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描きたいというのも、好みだけではなくて、「モチーフの形が一番伝わる視点」を選ぶこと。画用紙をタテにするか、ヨコにするかも、自分でバランスを考えて決めます。

ラボ

今回はカメラを使ってモチーフを撮影。各自こどもの見ている視点を写真にすることで、写真(平面)と自分の作品(平面)で比較できるので狂いや自分のクセが分かりやすい。客観的に自分の絵をチェック・修正します。

比較

ダンボールの厚みや、隙間も丁寧に。
数字が面から浮かないように、隙間のかたちもじっくりみてみよう。

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真剣に描き込んでいく子どもたち。

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来週はさらにトーンを描き込みし、着彩して仕上げる予定。
どんな立方体になるのか楽しみです。

作品