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先週に引き続き、紙をモチーフにしたデッサンのプログラムです。
まずはこれ。
紙にプリントされた形が、紙をくしゃくしゃにすることによりゆがみます。
これを見えているままに、丁寧に追います。
うっかりすると、ただ線を描いただけで安心してしまいがちですが、もちろん線の太さも見えたままに。シワの角度によってはかすかにだけ見えている部分もあります。
それから、次は写真をプリントした紙がモチーフに。
ポップアート界の巨匠、アンディウォーホルのポラロイド作品。
選んだ被写体は、ジョン・レノン、デニス・ホッパー、バスキア、ヨーゼフ・ボイスなど、当時アメリカの文学・音楽・アート・メディアのスターたち。
さて、これらのスターたちの写真ももちろん…
くしゃ。
この状態で描いていきます。ふだん摸写をする時は人物をそっくりに描くのが目的になりますが、今回はあくまでも「紙の上の色・形を丁寧に追う」。人の顔として見ずに、ただの色や形だと思って描くべし。
鉛筆・色鉛筆・サインペンを駆使します。
ラボではめったに使わないペン・色鉛筆の画材でしたが、新鮮でよいですね。手加減のテクニックもキッズやジュニアとくらべてやはり差がつきます。
これはなかなかの健闘!今までの制作で経験したことを着実に応用してきている子もちらほら。次回もお楽しみに。