11月J-Program No.21 ジャイアントペンシル①

たとえば150センチのこどもの身長が2倍になったとしたら3メートル。10倍になったら15メートル。「半分」とか「倍」とか、かんたんにイメージすることはできるけれど、それを実際に作るとどうなるんだろう?きっとたいへんなこと、おもしろいことが出てくるはず。

ということでこの授業のテーマは「大きくしてみよう」。みんなが普段つかっているえんぴつを、10倍のサイズで作ってみることにしました。まずはえんぴつの各部分を計測。長さは何センチ?六角形の一辺は何ミリ?こんな細かい部分、もちろん測ってみたことなんてないよね。

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新品のえんぴつの長さは約15センチですが、つかっているうちにどんどん短くなるので、作品の長さはそれぞれお好みということで。短くずんぐりした形の子もいれば、工作が得意な子は最長の1.5mにチャレンジ。

パーツのサイズが決まったら、材料となる木の板に製図してカットの準備です。

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もちろん直線部分はまっすぐに。長方形の角は直角に!こういう基本の部分が大事です。大きなサイズになるとなおさら難しいんだよね。

板はけっこう薄いので、ていねいにカットする必要あり。

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えふでの子たち、のこぎりはもちろん、クランプの使い方にも慣れて、かなりコツをわかってきた様子。いいぞ!