オランダのアムステルダムで生まれたハイネケンビール。かっこいいモチーフですが、透明なものをこどもたちはどのように描くのでしょう?「となりの人が映ってる」「びんの裏にもラベルがある」「でこぼこした文字がある」「くらいところ明るいところがある」・・・うーん描くところがたくさんありそう!
じゃあとりあえず、まずは鉛筆を使って描いてみよう。
さらにえふで絵の具(透明水彩絵の具)も使い、雰囲気を出していきます。
透明でかたい感じ、でこぼこしている形、くっきり浮かび上がるラベルなど。特に透明なモチーフは描いているうちに目が迷いがちなので、うっかりしてると自分がどこを描いているのかわからなくなる・・・
今回は描きどころがたくさんあった分、各自であれこれ工夫して取り組むことができていました。びん全体のかたちをすべて鉛筆で描いてしまわずに絵の具だけの部分をつくり、ガラスの質感を出そうとした子もいれば、絵の具のムラやにじみを生かした子、さらに透明水彩の扱いに慣れて薄塗り/重ね塗りの違いを生かした子、などなど。モチーフに合わせて描き方を変えてみる。実験も経験もすごく大事なこと。
ゴールまでの道筋はさまざまでしたが、どれも透明感が出てるね。