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路面電車の制作その2。先週つくった紙粘土の電車に、絵の具で彩色していくのです。これは新3年のジュニアもいるえふでっこにとって、そんなに簡単なことでない。粘土の表面は、紙と違ってかなりでこぼこしているのです。
まずは、いつも使っている絵の具のおさらいとして、平筆・小筆の扱いを確認するところからスタート。平らな紙に細い線を引けないのなら…そりゃーでこぼこのある立体には引けないのもあたりまえであろう!精神統一して静かに息を吐きながら、細い線を引くのである。
さらに上級テクとして、平筆で一度塗りつぶした色の上に、さらに細い線を描いてみる。絵の具の乾きを感じ取りながらでないと、にじんだりするからの。
絵の具の特性を確認したところで、色塗り開始!
大きい面積の塗りから、だんだん細部の描き込みへと進みます。
しかし…「あ、裏側塗ってない」「持ったら、乾いてなかった」「落とした」まあそりゃドタバタいろいろあるのだ。
ちなみにまだ濡れてる絵の具の上には、もう重ねて塗れないと思うであろ?そりゃあにじむし、色が混ざるしなかなか上手くいかんのだが、工夫次第でやりようもある。例えて言うならば、生クリームの上にジャムは塗れないけど、逆なら何とか塗ることができる…絵の具のテクも奥が深いぞな。
みんな苦戦しつつも、小1時間、しーんと静まり返る教室。
集中して作ったおかげで、なんだか雰囲気出てきたぞな。
こんなんなりました。を?あの黄色と黒のは…知ってる人は知っている。そう!北海道特産(?)雪かき専用「ササラ電車」!渋いぜ!