4月J-Program No.2 クリッキティクラック②


札幌市電の特徴をペイントで表現しました。小さな作品なので、簡略化する部分と、誇張する部分をそれぞれで選択ながら完成させました。

They expressed, through painting, the character of the Streetcar. It was a small object, so parts had to be simplified, yet they could choose which parts they wanted to exaggerate.

 
 

路面電車の制作その2。先週つくった紙粘土の電車に、絵の具で彩色していくのです。これは新3年のジュニアもいるえふでっこにとって、そんなに簡単なことでない。粘土の表面は、紙と違ってかなりでこぼこしているのです。

まずは、いつも使っている絵の具のおさらいとして、平筆・小筆の扱いを確認するところからスタート。平らな紙に細い線を引けないのなら…そりゃーでこぼこのある立体には引けないのもあたりまえであろう!精神統一して静かに息を吐きながら、細い線を引くのである。

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さらに上級テクとして、平筆で一度塗りつぶした色の上に、さらに細い線を描いてみる。絵の具の乾きを感じ取りながらでないと、にじんだりするからの。

絵の具の特性を確認したところで、色塗り開始!

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大きい面積の塗りから、だんだん細部の描き込みへと進みます。
しかし…「あ、裏側塗ってない」「持ったら、乾いてなかった」「落とした」まあそりゃドタバタいろいろあるのだ。

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ちなみにまだ濡れてる絵の具の上には、もう重ねて塗れないと思うであろ?そりゃあにじむし、色が混ざるしなかなか上手くいかんのだが、工夫次第でやりようもある。例えて言うならば、生クリームの上にジャムは塗れないけど、逆なら何とか塗ることができる…絵の具のテクも奥が深いぞな。

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みんな苦戦しつつも、小1時間、しーんと静まり返る教室。
集中して作ったおかげで、なんだか雰囲気出てきたぞな。

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こんなんなりました。を?あの黄色と黒のは…知ってる人は知っている。そう!北海道特産(?)雪かき専用「ササラ電車」!渋いぜ!

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