4月J-Program No.1 クリッキティクラック①


札幌市電をモデルに、紙粘土を使って立体工作を行いました。箱のようなシンプルな形をしていますが、乗り物らしい部分に焦点をあてて作りました。

They crafted paper clay into a 3-dimensional model of the Sapporo streetcar. They made a simple form similar to a box, while focusing on the different parts of the vehicle.

 
 

新年度、新しく3年生になる子どもたちが、ういういしくジュニアコースにデビューです。がんばるぞ!

4月のはじめの授業では、えふでのすぐ近くにも停留所がある、札幌の路面電車をテーマにした制作を行います。これまでの札幌市電とは見た目も随分とちがう、新型車両がやってきたことをテレビのニュースで見たという子も多かったですね。しかし中央区以外の子は、まだ乗ったことがないという子も少なくない。よく見るといろんな種類の電車が走っているのです。

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ちなみに左下の黒いのが、先日1台だけ札幌にやってきた新型車両。右下の黄色と黒のトラ模様は除雪用のササラ電車。そしてもう一つ、実はレアな電車という下段中央のM101。なんと1960年代に作られたもので、今現役で走っているのはこの1台のみとのこと。大事にせねば!

えふでの授業でも、実際に走っている電車の種類に合わせて、レアな電車を作るのは各クラスでひとりずつ。たくさんあるのはみんなで作ることに。ということで、さっそくくじ引きで電車を決定。

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レアな電車が当たった子は喜ぶのかと思いきや、かなりのプレッシャー?!
実はえふでっ子の中には大人顔負けというほどの電車の知識をもつ小学生男子がいるのだ。たっくん、たのんだぞ!みんなの質問に答えてくれたまえ。

電車の中に入れる心材を切るところから制作スタート。それぞれの車両の比率に合わせて木材を計り、のこぎりでカット。のこぎりを使うときのえふでの合い言葉は「椅子を切るなよ!」なぜならケガはほとんどないのだが、何せよく椅子を切るのだ。余計な力を抜いて使うべし。

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さらに紙粘土で全体を覆い、ベースを作る。

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ディティールは資料を見ながらそっくりに作ることを目指す。丸いところは丸く、四角いところは四角く!粘土の扱いにくさもあるが、できるだけそれっぽさを目指すのだ。

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ということで来週はこれにペイントして仕上げていきます。乞うご期待。

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