5月J-Program No.4 コトリエ①


この授業では、鳥の餌箱を作りました。小さな鳥がリラックスして餌を食べられるようにクラス内でアイディアを出し合い、設計図と紙の模型を作りました。

In this class, they designed a feed box for wild birds, a relaxing place for the bird to eat. As a class, they discussed and shared ideas, then made a preliminary drawing, and later, a 3-dimensional model out of paper.

 
 
暖かくなってきた5月の授業では、「小鳥を呼ぼう」のテーマで、鳥の餌台をデザイン。実制作までを体験することに。札幌に生息する小鳥、いろんな種類がいるようですね。

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まずはじめに小鳥の実物大カードを各自で準備。
ここでは自分が呼びたい鳥を作っておきます。

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そして「小鳥の餌台はどんな形が良いか?」をみんなで考えてみました。
そこで出てきた意見は…
・小鳥は米粒やパン屑、果物、木の実を食べる。
・水も必要。
・雨が降っても、餌が濡れないように屋根があるといい。
・風が吹いても大丈夫なように囲いが必要。
・大きな鳥が来ると小鳥は怖がって寄ってこない。
・カラスが多いから、餌を先に食べられないようにしたい。
・野良猫が来たら鳥が逃げてしまう。
・止まり木があるときっと喜ぶ。

…などなど。なかなか現実的な意見もありますね。天敵はカラス、そして猫!これらの意見をもとに、小鳥のための理想の餌台の形を考え、各自でラフを描いてみました。

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まあ、本当に様々なプランが揃いましたが、ではそれを紙を使って立体模型にしてみると…

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むむ…立体にする段階で難航している子が約半数。この時点でプラン変更もありです。さらにはじめに作った実物大の小鳥カードを使い、餌箱の大きさもチェック。

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なかなか立派なプランを思い描いても、実際に作る場面では意外なところでつまづくものです。平面の設計図から立体にする過程で、さらに翌週はこの紙模型をもとに木材を使って制作をしていく過程で、はじめに抱いていた理想形をどこまで実現できるでしょうか?!以降の制作に乞うご期待。