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10月最後のキッズでは、クレヨンの混色体験のプログラム。
「これは何色でしょう?」と、いきなり出された1枚のカード。はじめは「きみどりでしょ」と言うキッズたち。しかし中には勘どころのよいキッズが。「きみどり…みたいにみえるけどなんかちがう」
ほうほう。
「なんか色のつぶつぶが見える!」
「あー!あの色を使っているでしょ」
「ぜったいこの色だ!」
ではでは、クレヨンでそっくりな色を作ることができるかどうかためしてみてください。
むむ!
なかなかのお手前。
目を細めているのは、色をくらべているんですね。ラボの子もよくやります。色のちがいがよく分かるのです。
クレヨンの「混色」は、絵の具とはまた違った感触で、手加減や、塗り重ねの回数によってもできる色が変化します。
今回描くのはこちら。
ででん。
カサの、この微妙な「ちゃいろ」みたいな色を目指します。
この大きい紙をすみからすみまで塗りつぶすというミッション。
そして、つかう色は「青」「黄」「赤」。色の王さま3色のみ。
…最後までついてこれるか?!
まずは青。色が強いから、まずは全体に塗り広げるように、まんべんなく。
これは、強い色だからうっすら塗ったこともあり、楽々クリア!
…といっても、まだ中には大変な子もいますので、そこは年上の子が中心になってサポート。
むう…。早い。
つづいて黄色。
他の色に負けないように、ゴリゴリ塗るぞ!
みどりになった。
そして最後の赤。
果たしてしいたけのあの茶色になるのか…!?
ここで結果が試される。
「うわー!ちゃいろになった!」
「しいたけに似てる!」
という子もいれば、
「なんかいろんな色になった…」
「赤みたい…」
と泣きそうな子も。
何度も色を重ねて、意地でも似せるべし!
クレヨンののり具合、質などでも色は多様に変化します。
うまくいかない時は、自分でできる限りの努力をする。
そんなことが、時には制作に必要なのです。よい経験になりました。
最後に形を切り抜いて、しいたけの完成!
いっぱいできた。