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さまざまな形の白い紙をモチーフに、鉛筆デッサンを行いました。
白い画用紙に、白い紙を描く。ふと考えてみると哲学的?
しかし、おそらく、多くの人はこんな感じに描くのではないでしょうか。
「線」は便利。
地域によっては結果が変わると思いますが、日本人であれば、この絵をみたらほとんどの方が「紙をしわくちゃにしたもの」というふうに想像できると思います。
まずは線を使って、様々な形態の紙を描きました。見た視点からの形を捉える、描き込みするということに対して慣れて来たラボ。サクサクと制作を進めます。
しかし、この制作後、今回のメインモチーフに課された課題は
「線を使わない・線で描かない」。
今までの概念を崩して、そもそものところからデッサンを試みます。
なぜかというと、実際のものには線がないから。
鉛筆の使い方は各自工夫。
鉛筆の硬さ・柔らかさを生かし、トーンの表現技術を磨くべし。
エッジのシャープさ、丸まった部分のなめらかな陰影。鉛筆をそれぞれに使い分けます。
「線でかかない」という明確な設定がよかったのか、それぞれ自分たちで試行錯誤した跡が見えていい感じ!大健闘。