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今週は、印象主義を意識したキャンバス作品完成の週。今までの制作にはなかったチャレンジなので楽しみ!
印象主義の作品のポイントは、今回ざっくりいうとこのふたつ。
・黒は使わない。
・固有色のところには、必ず補色(正反対の色)もつかう。
あとは自分のセンスも大事!「こういう感じがしました」というイメージを、タッチや色で工夫しながら表現すること。近くでみると何がなんだか分からなくても、遠くからみると、描けてるかどうかはっきり分かる。こまめにチェック!
絵筆で線を描くのではなく、色をその場所にぽんと置いてくるイメージで。
目を薄めたり、遠目から見るなどして全体の雰囲気を確認しつつ描き進めます。
遠くからみるとだんだんと空間が感じられるようになってきました。ここからがけっこう楽しいところ。
描かれているモノの輪郭がわかりにくいので、
完成に近づくにつれぼんやりとした絵画になってしまう事があります。
必要な所にはハイライトを使って、画面の中のバランスを引き締めます。
水面の写りこみの感じ…わるくない!雰囲気出ています。
感じ出てる!それにしてもみんな、同じ映像を見ていても、感じる色味はそれぞれですね。
モネさまの絵画をはじめ、印象主義の作品を色々見て参考にしてきましたが、落ち着いた雰囲気の中に現実にはありえない色をさりげなく使っていたり、色のコントロールがとにかくうまい。色の効果を完全に理解しているからこそできる描写。これを実践したのは、かなり貴重な体験になった様子。頑張りました。