7月J-Program No.12 たまご絵の具②


自画像の仕上げの週です。自分の顔に似せるには、目・鼻・口はもちろん、皮膚のふくらみやちょっとした陰影も表現することが大事です。

This week, they finished their self-portrait. It’s important, of course, to draw the similarities of one’s face — the eyes, nose, and mouth, but more importantly, drawing other parts of the face like the curves of the cheeks and the shadows cast on the face that form each expression.

 
 
自画像を完成させる週です。今回は色での描き込みがメイン。

テンペラ絵の具は完全な不透明でも、透明でもなく、下の色が半分だけ透けるという性質があります。それもうまく使えるといいな。

201407J_12_works04

自画像の要素としては、目とか鼻とか口とか髪とかいろんな描きどころがあるのですが、今回一番頑張りたいのが肌の色。あえて描き分けづらい、そもそもよく見ないと色の違いがはっきり分らないところに目を向ける…

201407J_12_works05

じつはけっこうタイトな制作。
絵の具をその都度つくりながら、それを使っての描き込みですから、いつもよりも作業時間が必要なはず…それぞれ要工夫してなんとか進めていました。

201407J_12_works01

ん、似てるぞ!

201407J_12_works08

ひえー、いい感じだなほんとに!笑っちゃうくらい。

201407J_12_works10

皆、本当にそっくりに描けていました。というか、似るまで描き込んでいた、というほうが適切かも。粘り強い制作をしていました。

201407J_12_works14

写真が明るすぎて申し訳ない。肌の明暗の雰囲気あるよ。

201407J_12_works09

最近のジュニアは、うまく描こうという気持ちはもちろんあると思いますが、それよりも「こういうことをしてみたらどうなるだろう?いっちょやってみよう」という、突き抜けた感のある子がちらほら出て来たような印象です。それ、すごくいい感じの思考です。できるという自信もついてきたのかな。とにかく、今回の自画像は、作品だけ見てもかなり見応えのあるものがたくさん!

201407J_12_works15

201407j_12_eye

またおもろく、色んなことを考えながら制作していきましょう!夏休み明けが楽しみです。