3月J-Program No.33 ウフルーモマタージュ①

「模写」ってすごくおもしろい。絵をただ見ているよりも、描きながらたくさんの発見があります。何が描かれているのか?どうしてこんな絵を描いたのか?この絵を見た昔の人たちはどう感じたのか?

この週の制作は、世界各国の美術館にあるいわゆる「名画」をみんなで模写してみようという授業。どんな絵が当たるかはおたのしみ!

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ということでまずはあみだくじ。かなり真剣です。

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それぞれ描きやすいように、紙の種類やサイズを選定しました。いきなり絵の具で挑戦する子もいれば

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使いやすいクレヨンを使ったり

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パステルで雰囲気を出す子も。

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「わあ!・・・ちょっとはずかしいなあ」

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鳥獣戯画はロールの和紙に墨で挑戦です。

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ジュニアになると、既に何度か模写の制作は経験しているのでとてもうまいです。どんな絵でもすいすい描く。

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完成!
ヤン・ファン・エイクの『アルノルフィーニ夫妻の肖像』1434年、ロンドン・ナショナルギャラリー蔵。

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レンブラントさまの自画像。1669年、マウリッツハイス美術館蔵。お歳を召してからの雰囲気がよく出ています。

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こちらはサン・ヴィターレ教会にある『ユスティニアヌス1世と随臣のモザイク画』なんと551年の作。

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ダヴィットの『マラーの死』1793年、ベルギー王立美術館蔵。
こわ!!事件です・・・

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こちらは1567年、ブリューゲルの自画像。
そうそう、この表情。雰囲気ありすぎなくらい、良いですね。

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続きは4月30日から開催予定の『ウフルーモマタージュ美術館展』にてお楽しみください。