5月L-Program No.5 シネマシュカ②


使いたいシーンのキャプチャー画像を出力して、ポスターの構成を考えました。この映画を見ていない人にも、どんな映画か伝わるだろうか?

They devised the composition of their poster by capturing the scenes they wanted to use, then printed them out on computer. Can the feeling of the movie be communicated to people who haven’t seen the movie?

 
 

映画のポスターデザイン・制作のプログラム、2週目。
前回は映画のストーリーを把握するところまで進みました。今回は、ポスターのデザインを決めるために必要な「イメージ素材を選ぶ」という作業に入ります。映画の各シーンの中から、この映画のイメージにふさわしいと思うシーンをグループで相談しながら選び、ディスカッションを重ねます。

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えらんだシーンを一度出力して、並べて全体をチェック。
実は同じようなシーンがいくつもあったり、他と比べて伝わる要素が少ないシーンなどがないか?さらにイメージを厳選し、しぼり込んでいきます。

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それができたら、いよいよポスターのデザインを構成します。

映画のポスターは、映画のストーリーをそのまま分かりやすく伝えるのではなく、ポスターを見ることでその映画の印象を意図的に伝える、さらに興味を持ってもらう、という目的があります。コメディなのか、サスペンスなのか、もしくは色んな要素を含む場合でも、ポスターでその印象が伝われば、まだその映画を見たことがない人も興味を持ちやすいですよね。

写真やイラストなどのビジュアルの大きさ、色づかい、文字のフォント・サイズなど、様々な要素を考慮して、構成していきます。デザイン案を何個も描いて、あるいはグループでディスカッションしながら、ちょうど良いバランスを目指します。

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ここでもグループ作業がカギになります。他人の意見を聞きながら進めることで、自分の好みや面白さに引っ張られず、ある程度客観性が保てるのです。

シンプルな構成にしたグループや、とにかくたくさんのイメージ要素を入れこんで、にぎやかな雰囲気の構成にしたグループも。

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デザインがまとまったら、早速制作に入ります。
なんせ、描く用紙は超特大!そのため作業する時間を確保するのも大事。グループの中でぞれぞれ作業を分担してスタート。チームワークが試されます。

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3週目は、制作の追い込みに入ります。目指せ完成!