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映画のポスターデザイン・制作のプログラム、2週目。
前回は映画のストーリーを把握するところまで進みました。今回は、ポスターのデザインを決めるために必要な「イメージ素材を選ぶ」という作業に入ります。映画の各シーンの中から、この映画のイメージにふさわしいと思うシーンをグループで相談しながら選び、ディスカッションを重ねます。
えらんだシーンを一度出力して、並べて全体をチェック。
実は同じようなシーンがいくつもあったり、他と比べて伝わる要素が少ないシーンなどがないか?さらにイメージを厳選し、しぼり込んでいきます。
それができたら、いよいよポスターのデザインを構成します。
映画のポスターは、映画のストーリーをそのまま分かりやすく伝えるのではなく、ポスターを見ることでその映画の印象を意図的に伝える、さらに興味を持ってもらう、という目的があります。コメディなのか、サスペンスなのか、もしくは色んな要素を含む場合でも、ポスターでその印象が伝われば、まだその映画を見たことがない人も興味を持ちやすいですよね。
写真やイラストなどのビジュアルの大きさ、色づかい、文字のフォント・サイズなど、様々な要素を考慮して、構成していきます。デザイン案を何個も描いて、あるいはグループでディスカッションしながら、ちょうど良いバランスを目指します。
ここでもグループ作業がカギになります。他人の意見を聞きながら進めることで、自分の好みや面白さに引っ張られず、ある程度客観性が保てるのです。
シンプルな構成にしたグループや、とにかくたくさんのイメージ要素を入れこんで、にぎやかな雰囲気の構成にしたグループも。
デザインがまとまったら、早速制作に入ります。
なんせ、描く用紙は超特大!そのため作業する時間を確保するのも大事。グループの中でぞれぞれ作業を分担してスタート。チームワークが試されます。
3週目は、制作の追い込みに入ります。目指せ完成!