5月L-Program No.6 シネマシュカ③


大きな紙に協力してポスターを描きました。アートラボの生徒は鉛筆で描くことが得意です。人物や風景、タイトルまでしっかりと描きました。

They joined forces and drew the poster on large sized paper, Art Lab students are very good at drawing in pencil. They drew really good characters, landscapes, and titles.

 
 

映画のポスターデザイン・制作のプログラム、3週目。
ポスターのデザインができたグループから、制作の追い込み作業へ。今回は、ほぼ鉛筆のみでの制作。とにかく手数が必要!全員総掛かり、ノンストップで仕上げていきます。

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最終的に大事になるのが、ポスターの全体感。
グループになっているのは、中1から高1までの、学年がバラバラのメンバー。当然デッサンの能力もそれぞれ違います。そのため、描き込みの作業は、絵柄のバラツキを抑えられるよう、ポスターの周りをローテーションでぐるぐる回りながら描いていきます。

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そして今回は「とにかく時間内に完成を目指せ!」
何もしゃべらず、何も考えずひたすら描き込みを進めるラボの子たち。
余白の処理もデザインの大事なポイント。黒くしたい部分は特に、とにかく手を動かして塗る!筆圧を上げて、一度でまっくろにする!デッサンのよいトレーニングになる部分も多くありました。

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今回、共同制作のプログラムにしてよかったと思うことの一つとして、ひとりの制作だったら「塗りの強さはこのくらいでいいや」となる部分も、他の子が描いた部分と比較して、「自分だけこれだとまずい!」、「学年が上だからこのくらいできないと!」という向上的な意識がふだんよりも働いていた点。成長のポイントですね。

仕上げの時間帯には、頭から湯気でそうなくらい子どもたちから熱気が…

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どーんと完成!ほぼ全員のグループが時間内に描ききった!
こちらの作品、タイトルの黒色のパンチが効いていて、全作品の中でも特に目を惹きました。画材の色の強さをきちんと生かすのは、基本的ですがとても大事なポイント。

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他の作品も。かなりの力作になりました!

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最初から最後までグループでの共同制作。学年が上の子はまとめ役として、下の学年の子をリードしたり、役割を与えたり。あるいは学年関係なくアイデアを出し合い、よいと思ったものを採用する。かなり刺激になったプログラムでした!