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小鳥のための餌台制作、3週目。前週の制作のつづきです。
今回は、2時間をほぼすべて制作時間。作品をしっかり仕上げるのが目標です。
先週の進み具合をチェックして、今回の2時間で終わるかどうか?もし間に合わない場合は早めの作戦チェンジが必要!しかし、この時点ではまだみんな、「大丈夫!」ほうほう、それではさっそく制作スタート。
何もしゃべらず、ただ黙々と制作する子どもたち。
残り1時間になった時点で、再度進行具合をチェック。すると…この時点でもまだ形になってない子がちらほら。大丈夫か!?状況を確認してみると、計画していた作業がなかなかうまくいかないのにも関わらず、何度も同じ方法でチャレンジしてたらしい!「その方法じゃないと作れないのか?」「違う方法、ちがう仕組みの方が簡単で早いのではないか?」そういう発想、というか解決方法が必要!自分の考えにふりまわされるな!
残り30分の時点で、形が見えてきた子もでてきた!数名、完成したので少し飾りもつけたしたり、小鳥のための便利な機能をつけたす余裕がある子も!いいぞ!
しかし、やはり焦りだす子も数名…
「無理だ!」「できない!どうしよう」ここで助けを求める子どもも。お…おそいぞ!
普段の制作でも同じことで、「作品を完成させられない」というのは、かなり前からの自分のやり方に問題ある場合がおおいぞ。最初のスタートの時点で、終わりのことを想像できるかがポイント。土壇場であせってもいい制作はできません。とはいっても完成させないと!
急遽作戦変更し、切るのに時間がかかる木材をやめて、時間が短縮できる素材でカバー。なんとか完成?!
さて、完成した餌台は、子どもたちがそれぞれおうちに持って帰りました。そして後日、「小鳥が来たよ!」という子からの嬉しい報告が!自分で仮説を立て、実際に作り、結果が出た。これはすごい手応えです。