5月J-Program No.6 コトリエ③


鳥の巣箱制作の最終週。本当によくがんばった!初めの計画が良くないことに気づき、途中で変更したこどももいました。おうちに持ち帰ってみて、どうでしたか?小鳥は来たかな?

This was the final step in making their feed box. They really did the best they could. Some children altered their plan along the way because they noticed their original plan didn’t work out so well. How did the feed box turn out after bringing it home? Did the little birds come?

 
 
小鳥のための餌台制作、3週目。前週の制作のつづきです。
今回は、2時間をほぼすべて制作時間。作品をしっかり仕上げるのが目標です。
先週の進み具合をチェックして、今回の2時間で終わるかどうか?もし間に合わない場合は早めの作戦チェンジが必要!しかし、この時点ではまだみんな、「大丈夫!」ほうほう、それではさっそく制作スタート。

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何もしゃべらず、ただ黙々と制作する子どもたち。

残り1時間になった時点で、再度進行具合をチェック。すると…この時点でもまだ形になってない子がちらほら。大丈夫か!?状況を確認してみると、計画していた作業がなかなかうまくいかないのにも関わらず、何度も同じ方法でチャレンジしてたらしい!「その方法じゃないと作れないのか?」「違う方法、ちがう仕組みの方が簡単で早いのではないか?」そういう発想、というか解決方法が必要!自分の考えにふりまわされるな!

残り30分の時点で、形が見えてきた子もでてきた!数名、完成したので少し飾りもつけたしたり、小鳥のための便利な機能をつけたす余裕がある子も!いいぞ!

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しかし、やはり焦りだす子も数名…
「無理だ!」「できない!どうしよう」ここで助けを求める子どもも。お…おそいぞ!
普段の制作でも同じことで、「作品を完成させられない」というのは、かなり前からの自分のやり方に問題ある場合がおおいぞ。最初のスタートの時点で、終わりのことを想像できるかがポイント。土壇場であせってもいい制作はできません。とはいっても完成させないと!
急遽作戦変更し、切るのに時間がかかる木材をやめて、時間が短縮できる素材でカバー。なんとか完成?!

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さて、完成した餌台は、子どもたちがそれぞれおうちに持って帰りました。そして後日、「小鳥が来たよ!」という子からの嬉しい報告が!自分で仮説を立て、実際に作り、結果が出た。これはすごい手応えです。