7月J-Program No.11 ザ・ヘッズ②


頭を飾るための裏板を切り、さらにシカの表面に貼る模様の紙をつくりました。シカの作品の全体像が見えてくると、完成への期待感がますます高まりました。

They cutout the backboard that supports the deer head, they also drew a pattern that they liked for the deer’s paper hide. From their overall image of the completed project, they accomplished the deer, exceeding expectations.

 
 

前回作った鹿の形。1週間かけて乾燥させました。
中には、まだちょっとだけしっとりしてるのもありましたが…

さて、今回はかなりたくさんの行程があるプログラムでした。
ダンボールカッターを使って数種の素材をカットしたり、
ボンドを少量の水でゆるめて、紙をつかってバラバラのパーツの接着をしたり、
ひとつひとつは簡単な作業でも、スピードと正確さが問われます。

1307J_heads2_01

そして制作は続きます。
最後に、鹿の表面に貼るためのもよう紙をたくさんつくっていきます。

せっかくおうちに飾るもの、ただの無地じゃつまらない!
それなら自分の好きな模様を手作りしようというわけです。

1311J_heads2_20

自分で模様のモチーフをひとつ決め、それをひたすら描いていきます。
ひとり分のノルマは最大8枚。制作時間は残り少なめ!さて、どうする…?

1311J_heads2_16

今回はお花紙とよばれるうすーい紙と、油性ペンを使用しました。
油性ペンは、ふつうの紙に描くと裏うつりしやすい画材ですが、今回はそこを利用。
紙をふたつ折りにして描くと、2枚分インクがしみ込み、ほぼ2分の1のスピードで仕上げることができます。

1311J_heads2_17

1週目からくらべると、さまざまな作業がてんこもり。
各制作にかかる時間の想定や、先を見越して次に進むという判断力も問われるプログラムでした。
完成に向けて、子どもたちも期待満々です。次回につづく。