目標は写真の持つシャープさやボケ具合まで表現することです。同じ写真を見ているはずなのに、それぞれの作品を見るとこれだけちがう。大切なのは、うまい・へたということではなく、自分が見たものに近づけることです。
The goal was to recreate the “in focus” and “out of focus” parts of the photograph. Although they all used the same photograph, their painting came out very differently. The point wasn’t if it’s good or bad, the important thing was making the effort to see the things that are actually there.
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繊細なティルマンスさまの作品。
その写真の世界観に近づくべく描き込みを進めるのだ。
写真をしっかり見て、比べながら…
ほほう。真剣なり。
最後は校長講評(脱線気味)で終了。
全員に自作についてのコメントと「100点満点で何点?」
これね、面白いんです。コメントは雰囲気で言えるけれど、自己採点のときは、みんなぐっと詰まるんですね。
数字にすることで、達成度を客観視せざるを得なくなる。
…一切ワシの採点ではないところがキモ。
その三週の成果。
上手い下手ではなく見たものに近づけて行くプロセスが大事。
同じものを見て努力していながらこれだけ違う。
絵画における技術…
知覚や認識って何だろ。
うーむ。個性って何なんだろね。