9月L-Program No.16 よゐこのどうぐ


丸みのあるプラスチックのおもちゃがモチーフです。厚みや光沢をよく観察し、着彩ではモチーフの色の強さに近づけることを目指しました。

The theme was rounded, plastic children’s toys. The students concentrated carefully on the thickness of the plastic and it’s sheen, as well as trying to simulate the actual, vivid colors in watercolor.

 
 
今回のモチーフはよゐこの遊び道具、砂場とかで活躍するプラスチック製のカラフルなバケツとシャベル。赤・青・黄色の三原色、鮮やかな色をばしっと表現するのがねらいです。

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ラボのみんなは、前回のぬりえの制作で、絵の具の調色に自信が出てきたところ。水で溶かして使うので、水っぽく薄くなりがちなのですが、透明水彩はもともと発色がとてもよい画材。それを生かして、色の強さ、繊細を自在に扱えるようになれば表現の幅がもっと広がるはず!

今回は、鉛筆の粉で絵の具の色がくすまないように、またまたシャープペンシルを使ってデッサンしていきます。ざっくり1時間くらいで終わらせ、なるべく色味の調整に時間を使っていきたいところ。

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いよいよ着彩へ。
を?今までよりスタートの色のアタックが強い?
前回のぬりえの制作で何かをつかんだのか…?なかなかよい出だしではないか。

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色の扱いに自信が出てきた分、今までなかなか手が入れられなかった細部の描写、プラスチックの丸み、ぬめっと光る光沢感など、見せ場をしっかり描き込むことに時間をかけられます。見えたとおりに描くには、まず見る時間を確保し、観察する分だけこころに余裕があることが大前提だわね。

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をー。みんな上り調子じゃね?来週も着彩シリーズで。どんどんいこうではないか!

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