9月K-Program No.16 きみのこのみ②


自分の樹に、フルーツの飾りを作りました。実をつけたり外したりすることができるシンプルな仕組みになっています。

They made fruit decorations for their own tree. They made a simple device to connect and easily remove the fruit.

 
 

前回の制作は「木」だったので、今回は「木の実」!
おいしそうな木の実を制作します。

まずはヘタの部分を作りました。
糸をむすんで、輪をつくるところからスタートです。

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いまのキッズたちは、ひもを結ぶという機会は少ないようです。
経験のある子もいましたが、ほとんどが最初、「かたむすびってなーに?」という状態。
小さい子も含めて全員チャレンジした結果…。こなした数は違えど、ほぼ全員理解できました。日常的に、おうちでも練習できるといいですね。手先の器用さの面で、糸結びは多いに効果のある作業です。

そしてえふでのキッズたち、こういう作業がどうも嫌いじゃない。「できない〜」ともじもじしつつ、何度も自分でチャレンジ。止めなければ延々やっていそうな集中した雰囲気がありました。

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続いて実の制作。
モチーフになるのは、りんご、オレンジ、レモン、なし…かたちも色も様々です。

ひとつの木の実をつくるのに、2枚の同じ形の紙が必要です。
両面、正しい面にきちんと色を塗ると、
どちらの面にひっくり返しても、おいしそうな木の実ができます。

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色を塗るのはキッズでもお手のもの!
しかし似たようなかたちながら…裏と表がある!
紙のどちらの面に色を塗るか、糸をどうやって固定するか、のりで紙をぴったり張り合わせるには…と、行程がいろいろあるので、キッズたちには相当チャレンジングな作業なのです。

色を塗る面をまちがったら…
「ぬりなおしだ〜!」
しかし、ほとんどのえふでキッズたちは、そこでへこたれず(そしてこっそりと)こつこつと塗り直していたのが印象的。うーむ、なかなか我慢強いぞ!

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ん?ヘタがふたつ?
まあ、なかなかよく描けてるからよしとするか。

最後に、木にめうちで穴をあけて。木の実をつけたりはずしたりできる仕組みを作ります。こーいうしくみって、あたりまえなようでいて、最初に考えた人はすごいよね。こういうのキッズで知ってるっていうだけで、えっへん状態。

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おーいい感じ!かわいらしい作品になりました。

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