10月J-Program No.18 はっぱふむふむ


パステルで色の違いを描き分けるプログラム。たくさんの種類の緑を使って、はくさいの絵に挑戦しました。きれいな色の中に、濁った色をうまく使うことがポイント。

This program was to draw shades of green with pastels. They tried to draw a picture of Chinese cabbage using many green colors. It was the point to use dark colors with bright colors.

 
10月のジュニアは、パステルを使った絵画制作からスタート。今回は色の中でも「みどり色」をテーマに制作しました。

みどりと一言で言っても、世の中には実にいろんなみどりが存在します。とにかくいろんなみどりをつくってみよう。色んなパステルの色味を確かめながらバリエーションを増やします。

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みどり色の色見本ができたところで、今回のモチーフの登場です。どーん。

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出てきたとたん、ちらほら「おいしそう」という声と「うわ〜」という反応。おいしそうなのはよしとして、このちりちりの葉っぱや、細かい葉脈の様子、何よりでかさにぐっと来るモチーフです。描きどころに迷いそう!

しかし、あくまでも色をテーマにじっくり取り組みます。イーゼルを立て、姿勢を正し、観察できる準備をしっかり整えて。

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パステルのいいところは、明るい色も、暗い色も、何度も上に塗り重ねることが可能なところ。とりあえず細かいちりちりや葉脈は置いておいて、色の下地をしっかりつくるのです!

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下地ができたら、あとはできる限りみどりの色味を追っていきます。と言っても、渋い色とか、強い色などのパンチのある色…いわゆる「キタナい色」、というのはなかなか使いづらいもの。今自分の絵がどんな感じなのか、少し離れて自分の絵を見てみよう。びっくりするくらい、本物との差がはっきり自分で分かることが多いのです。

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そこから先は、ぐいぐい強めの描き込みをしていきます。はっきりした目標設定ができると手も早い早い。一気に仕上げモード!

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色味がいい感じになってきたら、細かなところも手を入れていくべし。

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見応えありの作品が完成!どっしり重たそう。パステルでこんなにいい色出せる小学生はなかなかいないかも?!ちょっと客観的に自分の絵を見る機会にもなった制作でした。

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