11月L-Program No.21 たんたかたん


木炭を使った制作に挑戦です。木炭は原始的な画材ですが、他にはないトーンの美しさがある画材です。まずは使い方に慣れるため、グラデーションを作りました。食パンで消すコツも体験しました。

They tried the drawing using soft charcoal. Charcoal is a primitive art item but it has a very beautiful tone. At first, they created gradation to help them know how to use it. They experienced the art of erasing using real bread.

 
新たなチャレンジ。木炭デッサン。
まずは簡単な製図から。
求められている課題を理解し、早く、正確に、美しく…つーか早くせよ!早よはよ!

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木炭は素晴らしい画材なのである。まるで粘土を自分の手でこねているかのように、
身体的であり、直接的であり、しかもやっぱり全然思い通りにならないとゆー。
そうは言いつつ上手いヤツの手にかかると…すっかり作者の心のままに従順になり、深みのある表現に応えてくれる。
…んあ?応えてないね。汚ねーな。

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消しパンの手触りもまたたまらん。
木炭紙が持つデコボコも相まって奥が深いのである。
こすって、押し付けて、拭き取って…試行錯誤をするしかないぞ。努力!努力!

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今回のお題は「ぬりえ」
エッシャーさまの図版を見ながら、グレーのトーンを追求する。追求してると、色の境界がにじんで来て、すっかりピンぼけになる。キワを意識して丁寧に塗り分けると…全然トーンが合ってない。
しかもよく見ると暗いトーンの中にも、明るいトーンの中にも、それぞれ微妙だが、ちょっとだけ暗いところがあるぞな!常に観察せよ!雰囲気でごまかすな!

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努力に勝る天才なし。なんせそっくりにするという執念を持って取り組むしかない。
次回からはリアルなモチーフが登場するぞ。もっともっともっと悪戦苦闘せよ。
それが絵画なのである。