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ぐっと寒くなるこの季節、せっかくなのであたたかなウールの毛糸を染めてみよう。ということで、キッズコースでは「染め」の体験プログラム。
毛糸は、赤や黄、緑や青など、もともといろんな色の種類がありますが、
天然の毛糸は白っぽかったり、茶色っぽいものしかありません。
「色」っていつどうやってつけるんだろう?というところからスタート。
「絵の具にじゃぽーんってつける!」おお、けっこうおしい。
でも言ってる絵の具は、普段絵を描くのにつかう絵の具のことですね?
服の色も、毛糸などの糸の色も、雨ふったら色落ちた!なんてことはないない。
一度染まったら、なかなか落ちない「染料」を使っているのです。
今回は、赤い染料を使って、毛糸を真っ赤な色に染めあげます。
まるまる1玉染めるので、玉がほどけないようにしっかり結びます。
来週この毛糸を使って編み物をするため、玉は極力形をくずさないように。
とはいっても、ぬるま湯につけたり、しぼったりするのですごくくずれやすい!
丁寧に、慎重に。
そして、染め液は大きな鍋の中。沸騰注意!あたたかい方が、よく染まるのです。
毛糸を入れ、30分間ぐつぐつ。
その30分間のうちに、来週使うための「編み機」も作ります。やること盛りだくさん!
真剣に貼っているのは、めもりのついたシール。ケースの端にぴったり合わせて貼って行きます。
そのめもりに、こんどは1本ずつ木の棒を貼ると、編み機の完成。
棒の高さをそろえる作業と、めもりに合わせて貼る作業、ふたつの作業を同時にやるのはけっこう大変。
みんな根気よくがんばった!
編み機が出来上がった頃には、毛糸も無事染め上がりました。
しっかり洗って乾燥させます。
準備万端。来週は延々、編み物していくぞ!
風邪でお休みしないでね!