11月L-Program No.23 すみずみ②


タイヤの細部を描き込んでいきます。金属のホイールや、タイヤの細かな溝を表現するためには、とても手間がかかります。見た通りのものを、素直に粘り強く表現していきました。

This week, they drew the details of the tire. It took a lot of time to express the metal wheel and small tread of the tire. The important thing is to draw as you see it, frankly and with perseverance.

 
タイヤの制作、完成の週。
今回は細部をじっくり詰めていくぞ。

立ちはだかるタイヤの溝。

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ぐるりと延々、同じパターンの繰り返し。
こういう作業は、なんつーか別のスイッチ入れる必要があると思われる。
マシンになったかのように、ただただ没頭してかくべし。

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こういうツメができないと、絵の説得力は絶対に出ないのである。
難しいモチーフなどない。ただただめんどくさいモチーフがあるのだ。
自分がめんどうだと思う作業は、そりゃー他の人も同じく感じることであろう。
「マジかよ!」「よくできるなこんなこと!」そう思わせてナンボぞな。

あとはタイアのまんなかのウイールのとこだな(英語風)。
鏡面仕上げのところとか、穴ぼこあいたところとか、
よく構造を頭で理解してから進めるべし。…といいたいところでもあるが…
もうとにかく愚直に見よ!そのまま何も考えずに描く!

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唐突ではありますが、今回の校長賞を発表しよう。じゃじゃん。

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これ、中学1年生の作品。まじすげくね?
なにがすごいって…この…無我の境地の正直さ。アップでもどうぞ。どん。

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本当に見た通りの事を、素直にこつこつ描いているのがわかる。
これから先、構造的なものの見方が加わるとさらに変わるであろう。

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木炭3週分の制作はどうだったかね。木炭はめちゃ原始的な画材ではあるが…試行錯誤するのにもってこいのもの。えふでっこは木炭の扱いが積極的でよいぞな。この黒さはなかなかのもの。玄人っぽい!と思うぞ。
いつかまたやろう!もっとめんどくさいやつにするか?