2010.11.9.tue

昨日、一昨日といろいろなクリエイターの自宅や事務所に行って、インタビューをしてきたぞな。旅する校長。中でも激しく嬉しかったことは、75歳になる活版印刷のオールライト工房・高田父に会えたこと。

オールライト工房は、兄・姉・弟の3兄弟(この日は姉ちゃんだけ不在)。実は父母共にデザイナーというサラブレット家族なのだ。えふでとは2008年の夏に活版合宿をしてくれて以来の仲。すげー仕事も数多いが、ワシ的にはオールライト工房そのものが高田家の最高傑作と思える。弟がデザインし、兄が活字を拾い、姉ちゃんが請求書を書く…じゃなかった、全体のマネージメントをしている。誰一人欠けても成り立たないのがオールライト工房なのだ。まさにこれが家族愛。さらにこの子どもたちをどんな両親が育てたのか…一度会ってみたいと思っていたが、それはそれはすさまじい父さまであった。父さまはここ数年ちと体を壊しているが、もとは大学の基礎デザイン学科の先生だったのだ。これまでのえふでの活動についても、教育者としての目線からちゃんと見てくれていた。わかる人にはわかるのである。

感銘を受けてワシ思わず高田家に手紙を書いたぞな。

実を言うと、今まででいちばん嬉しい誉められ方だったかもしれん。改めて…えふでは子どもたちにビシバシいくぜ。