2010.11.21.sun

ジュニアのレポートが滞ってることに気づいたぞ…
11月は3つ絵画制作したのだ。

まずはノルウェイの橋の上で「キョーッ!」のお叫び、かの有名なエドヴァルド・ムンクさまの授業。

めーっちゃめちゃ絵が上手いのに…
「すげーと思う?」シーン。
「何やらぐちゃぐちゃ描いてて、どこがいいんだかよくわからん人」はーい

やはり…ムンクさまって、誤解されやすいアーティストのランキング上位!(ワシ調べ)ムンクさまくらいになっちゃうと、描いたらそれらしい絵ができちゃうんだよ。そのせいもあってか、不安やら心配やら…かたちのない「感情」を絵に描く努力をしたんだな。そんな天才の筆後を追うように、ひたすら色を塗り重ねる。

実はこのジュニアたちが描いているパネルもお手製。厚紙に布貼って下地塗って…こう見えて相当手がかかっておるのだ。

それにしてもすげ絵だな。さらっと描いても一目で「叫び」だとわかるこの構図。確かに似てると思わせる反面、描いても描いてもあのムンクの「えぐみ」みたいなのには到底及ばない。

苦みやえぐみのある食べ物のうまさが、子どもにはよくわからんように、わかる瞬間がくるまでわからないことっていっぱいあるのだ。特に美術とかは子どもに向かって「心で感じろ」なんて言いがちだが…そんなこと言ったってあんま意味ないぞ。いいのかどうかわからないと思うものであっても、今の自分の実力や経験値ではそのすばらしさに気づけないだけ、ということもあり得る。そういう謙虚さをもって学ぶべきぞな。