2010.11.25.thurs

けっこう前から気になってたんだけど…
小さい子どもたちの靴から、ひもがなくなってないか?子ども靴の売り場を見たらずらりとマジックテープのばっかり。日常の中でひも結ばなくていいようになったら…たしかに便利だが、めんどなものにも耐性がなくなってきてるんかの。

ひもとか糸ってこんがらがったらもうお手上げ。糸もこんがらがるが、子どもの気持ちもこんがらがる。「糸口」を少しずつ探りながらほどいていくってのは相当のストレスだもな。
…いかん、このままではいかんぞ!ということで11月のキッズの「トンカラコン」シリーズはその辺がひとつのがんばりどころである。

機織するために、まずは赤と青の縦糸張りから。
ひとつひっかけては外れ…
こっちを気にしたらあっちが…
むむっ

だいじょうぶ、落ち着いてやればできる。
赤と青が交互にきてたらOK。

縦糸のスタンバイができたらいよいよ織りの作業へ!

青い糸をすくい…

赤い糸をすくい…

はじめはひと目ひと目確認するように進めていたが、10段もやればみんなコツをつかむ。

「わかってきた!」
「おもしろい」
そうなのだ。
できないことができるようになる瞬間がいちばんおもしろいのだ。
あとはひたすら前進あるのみ!トントンカラリ、トンカラコン♪

なんでしょうこの手応えは。
やった分だけ形になるってのはなかなかええもんだの。
思えばこの黄色い糸は玉ねぎ染めから織り機の釘打ちを経て、ここまで来たのだ。すげ。

来月頭のあみあみ会、mama部員たちもがんばりたまえ。えっへん。