大人もこどももがんばった!今回の冬のロードアート。えふで史上初、というか、冬期に道路を歩行者に開放するという『冬の歩行者天国』そのものが、降雪地帯の都市部で初の取り組みなんだそうです。しかもこの冬は年末年始に、それぞれ異なる2つのロードアートを開催し、無事に終了いたしました。
12月23日の『ウェルカム・サンタ』では、道路に大きなクリスマスツリーの絵ができました。親子みんなでせっせと編んだ、緑の毛糸のキャップとロープを、大塚いちおさんの色鉛筆の線に見立て、こどもたちが順番にすべて運んで完成させました。ツリーを飾るオーナメント役も、小さい子どもたちが担当。まるいカラフルな飾りがかわいかったですね。
明けて1月12日の『ペンギン・ワンダーランド』では、道路に雪でできた巨大キャンバスが出現!雪まつりや深夜の除雪などでもおなじみ、世界一の技術を持つと言われる札幌市の除雪チームが登場。いつもは道路の除雪をしている方々が、実質20分くらいで、3車線にまたがるくらいの大きな雪のキャンバスをあっという間に作ってくれました。本当にすごかった!それぞれ実はすごく多くの人たちが関わったプロジェクトでした。どちらも天候が微妙で、特に1月のペンギン・ワンダーランドは粉雪が降ったりやんだりで、たいへんに厳しいコンディション。しかしえふでが体育会系と言われるのもむべなるかな。参加のみなさんはほんとうによくがんばりました!こどもはもちろんですが、こういう活動に送り出してくださる親御さんもすごいです。
他にも初の試み、えふでバザールのお母さんがたにも感謝です。知られざるえふでママの一面が垣間見え、えふでっ子のがんばりの秘密がちょっぴり解けたような気がします。また暖かい飲み物は、ロードアート活動中のみんなの冷えた体に効いたことでしょう!
実は年間積雪量6mクラスの100万人都市は世界で札幌だけなんだそうです。ロードアートが、今までにない視点で「自分たちのことを考え」、「気づいていなかったよいところを認識し」、「問題解決のアイディアにつながる」。そんなきっかけになったらよいな、と考えています。