2010年12月 2011年1月 再上陸!押忍!手芸部

 押忍!手芸部って知ってる?部員は…イカしたおぢさん(!)たちで「部室」と呼ばれる部長の家に集まってはみんなで楽しく手芸を(!)しているそうです。なななんじゃそりゃあ?! とはじめは思いました。が、実際に部長にお会いしてみて、これは感動!そして作品を拝見して、こんどは爆笑!それが押忍!手芸部なのです。
 その後いろいろなご縁がありまして、2008年1月に石澤部長が北海道に初上陸。なんとまほうの絵ふでの子どもたちと展覧会をしてくれたのです。会場で作品をご覧になった方や、押忍!手芸部の部活に参加したみなさんには、強烈な記憶がおありでしょう。
 さすがにワシも初めて会ったとき「こいつぁホンモノだ!」と震え上がった。まず体がデカい。180cm越えだが、髪は一見ドレッド風のせいか身長が2m近くあるように見える。手足もでかい。さらに「ど、瞳孔開いてる!」黒目の中がどわーって開いてて、ずっと奥底まで真っ黒。じっと見つめられたその眼力の強さに、明らかにもめ事さけた方がいい相手だと、ワシの中で火の見やぐらの鐘が鳴る。カーンカーンカーン!こいつぁあぶねー、ケンカ強え!ガクガクブルブル。
 しかし札幌で開催した展覧会では、部長ったらすごく楽しそう。いつもは硬派で口数も少なめなのに…ニットの手袋で作った「て・ぶく郎」で子どもたちと一緒に遊んでる!つーかみんなの注目を一瞬でわし掴み!すげ。ま、まいった…
 手芸部の作品もただぐちゃぐちゃやってるように見せてるけど、ワシにはわかる…実はすごいテクニシャン。こ、これは相当わかってるヤツの仕業だ…やはり言うことの端々に強固な自信が見え隠れするのである。「んー、まあスーツとか縫わせたら…ワシ日本でいちばん上手いんじゃないかなぁ」こういうことにかぎって冗談とも本気ともとれるような言い方で淡々と話すのが、逆にすごみを感じさせるのだ。
 そんなカッコいい度満点の部長に、ワシはジェラシー満点。だいたいいつも、部長とワシの会話は噛み合わないのだ。同じようなことを言う割に、伝え方が正反対。例えば押忍!手芸部のワークショップでは「できないことはやらない。」えふでの場合は「できるまでやらせる。」しかし手芸部の目指すところは「子どものようにのびのびと。」ワシらは「子どもはのびのび禁止!」手芸部の場合は「型にはまらない」えふでは「型の習得からはじめる」
 でもね、お互いどこかうらやましいのである。だいたい、部長って実はお茶の師範でもある。つまり、お茶目、美意識、おもてなしの人なのだ。つまり部長のとこは、オリジナルを求めるために大人たちを型から離れさせる。えふでは型の習得を越えてオリジナリティを求める。似てるといえば似てるのだ。つーか山のどっち側から登るかみたいなもんで、結果は一緒。
 そんな押忍!手芸部が、3年ぶりにまほうの絵ふでにやってきます。次のお題は「ファンタジー」。先にはっきり言っちゃうぞ、子どもの頃、部長もワシもほとんど絵本を読んでいない!ファンタジックな子ども時代など送っていない!いまだにファンタジーは照れくさいし、絵本の読み聞かせとか意味わからん。つーか自分で読めば?
 ということで次の冬休みは、相当こんがらがったファンタジー。ほっかいどうのくまだベア!ゆめもふくらむふっくらむ!クマもふくらむふっクマむ!小人の世界でおっちゅ手芸部、押忍!ちゅげいぶ!キミも来るかい?キミもクマかい?なんつって…