2011年9月 驚きの作品が誕生!映画かめのなみだ

 ロードアートにご参加のみなさん、おつかれさまでした。校長は…一足先に永田琴監督の作った「かめのなみだ the MOVIE」仮編集バージョンを見ました!すごい!映画としてのクオリティーとかメッセージとか言う前に、もうめちゃくちゃ異質!あんな映像どこにもない!この世で見たことのない、ある意味衝撃的な作品です。なんか途中、あまりの不条理感に大爆笑したりもしてしまいましたが…同時にタートルズの本気の真剣さ・一所懸命さに心うたれるところもあり、泣いていいんだか、笑っていいんだか…とにかく一度見た人には忘れられない摩訶不思議な映像なのは間違いありません。ロードアートを映画というかたちで完成させることで、参加した人の努力が残せて本当によかったと思います。

 いろいろいたらなかった点、気になった点もおありかと存じますが、あの炎天下の中、まずは予定どおりふたつの大きな絵を塗って、すべてきれいに消せたことを素直に喜びたいと思います。途中で迷子も出ましたが無事父母と再会できましたし、今年は校長、おまわりさんに叱られなかったよ!あーよかった、ぱちぱち(拍手)。「まきば」に匹敵する、ロードアート史上最大の作戦「かめのなみだ」。あの作業がどこにつながっているのか、その答えは9月3日の上映会で明らかに!もうすぐですよ!

 当日、子どもたちのがんばりは、もうほとんどあり得ないぐらいのレベルでした。あの炎天下での献身的な努力、協調性、理解力…日本人ってすごいですよ。世界一かも。お父さんやお母さんの協力もすばらしかった。ロープを持って映る範囲を決めたり、走り回る子どもたちを見守り水分を取らせたりと、あの支えが無ければ決して成功しなかったでしょう。そして大塚いちおさん・永田琴監督をはじめとするプロの制作チームも、たいへんな仕事だった割にとても楽しんでくれました。えふでのような変わった(?)集団に興味をもってくれて、さらにこのような形で協力し、成功に導いてくれた。そのパワーたるやすさまじいものがあります。タートルズの子どもたちのがんばりや、ラボ+OBSの活躍。いろいろと反省すべきこともありますが…詳しくは上映会のトークショーで話が出るにちがいない。

 校長個人も、今回はあえてよそ行きのふるまいをせずに、路上でも普段の授業と同じようにふるまおうと決めていたのでした。特にラボには大人以上に厳しく結果を求めましたから、「急げ!」「ちゃんと押さえろ!」「頭を使え!」「曲がってるぞ」「ニコニコしろ!」「声を出せ!」「バカ!」…道行く人、初めて校長を見た人は「あれはひどい」と感じたことと思いますが、ワシはこんなやり方です、いつも。映画には現場の音声が入りませんので、「あれはきっと空耳だわ」「アートスクールの校長があんなに怒鳴るわけないわ」と、自分に言い聞かせて忘れてください。

 少なくとも「ロードアートをこのような形でできるのはえふでだけ」と各方面の人たちが言ってくれているように、場の勢いや空気感、そして作品のクオリティはどこも真似できないであろうと思います。終了後ふと「そういえばロードアートってもしかしてえふで発?」と聞かれたので「そだよ」と軽く答えておきましたが、実際、このメンバーみんながいなければ、今回のロードアートは実現できなかったと思います。作品見たら、あまりのすばらしさにみんなの苦労も吹っ飛ぶであろう。すごい作品にはこういう不思議な力があるのだ。