夏休みに入ってすぐの7月26日からスタートした、ロードアート「ツリー」一連のプロジェクト。札幌に到着したての柿木原政広さん・大塚いちおさんによるトークショー、そして暑い中ほんとによくがんばり通したロードアート「ツリー」の制作&撮影。8月9日に発表したワールドプレミア(?)ムービー上映会。一連の活動にご参加・ご協力くださったみなさん、ほんとにおつかれさまでした!
最初から最後まで、「ツリー」は他ではあり得ないほどのすっごいワークショップでした。三越とパルコに挟まれた南一条通りが、巨大サイズのアニメーションの画面になったんだから!イラストレーターの大塚いちおさんの木が舞台となり、アートディレクター柿木原政広さんの指示のもと、おおぜいの子どもたちの手によって緑の葉が完成。さらに描いた絵を頭上にかまえ、画面の中で様々な動きをしてストーリーを展開。カラフルな実がなったり、鳥が飛んだり・・・その様子はすべて写真家・服部貴康さんによって地上8階から撮影されました。その数、ななんと2200枚超え!関係者もさすがっと唸るハイクオリティなこの撮影、服部さんいわく「人生で最も多くシャッターを切った日」ですって。うーむ、大人も本気チャレンジぞな!
さらに写真の中で四角い白いフレームになったのは、なんと大量の風船。これは午前中から準備と手伝いに参加してくれたデッサンコースの生徒を中心とするみなさんの手によってできたもの。これまたすごい・・・たった2時間の中で800個!大した時間の計算もせず、えふで流「出たとこ勝負じゃあ」のチャレンジ。まあたしかに、できると思ってはいたけど(いや単に心配すぎてムリヤリ信じ込ませてたけど)、結果的になんでできちゃったのか、理由はいまだよくわからん・・・とにかく「えふでだからできた」としか言いようのないミラクルでした。
このロードアート「ツリー」、ことの起こりは南一条グリーンオンパレードの関係者の方から、大通地区のイベントに誘っていただいたこと。去年のアップルストア前での「プールにようこそ!」第二弾をいかがですかとのことでしたが、プールの巨大絵自体が多くの方の度肝を抜いたワークショップでしたから、それ以上のものをつくるにはどうしようかなとしばらく考えていました。そんな中、柿木原さんと大塚さんを紹介していただく機会があり、遠い札幌でありながらも「おもしろそう。行くよ!」と即決。一緒にすると決まったとたん、あれよあれよという間に企画が進展。なんてったって二人ともアタマの回転が早い!ほんとビビるぜ。そしてアイディアひとつひとつが美しい。
いろんなアニメーションがあるけれど、路上でしたってのがまずすごい。で、やはりあの大塚さんの木がものすっごい。この制作の主役として、みんなのイメージに焼き付いて離れない、あの木がね。当日、緑の輪郭を描くときなんか、あのサイズで、あのクオリティ!ぬあぁぁー、机に向かってるのとはわけがちがうってのに、さすが!の一言です。
そして今回のロードアート「ツリー」がこんなにもポップでキュートなまとまりをしているのは、アートディレクター・柿木原さんのちからでしょう。クリエイションに対してはものすごく厳しい人なのに、周囲に接する場面では、ほんとにあたりが柔らかい。いまだに忘れられないのは、現場の上から降ってくる「かわいいでーす」「いい感じでーす」の柿さんの声。加えて、「NGでーす」「もう一回おねがいしまーす」とやさしい言い回しながらも容赦ないダメ出し。ううーむ。イメージの実現に対する粘り強さと指示の的確さには恐れ入った!
でね。終了後、ゲストのみなさんからほめてもらったのは「絵ふでの子どもたちすごくがんばった!」ってこと。快晴すぎるほどの空の下、「暑い〜」と言いながらもよくついてきてくれた、と何度もほめていただきました。完成イメージがわからなくてたいへんなのに、チョークまみれになりながら、ほんとによくがんばったと思います。子どものワークショップを数多く経験している大塚さんですら「これができたのはえふでだから。」なんて言ってくれちゃいました。んあーっ、・・・う、うれしいのう。さらにほんとに売れっ子で超多忙な方々なのに「ぜひぜひまた呼んで」とも言ってくれちゃった!こ、こりゃすげーぞ。みんなが彼らの期待に十分に応えたってことだから。えふでのパワーにはまるで他人事のようにつくづく感心。
そうそう、たしか9月になったら、当日取材に入っていたNHKエデュケーショナル(教育番組)でもちびっと放送される予定とのこと。みんなの様子がどんなふうに出てくるのか、楽しみだのう。全国放送なので遠くのおじいちゃん・おばあちゃんにもお知らせしてな!オンエアの日時が決まったらえふでのウェブでお知らせします。乞うご期待!