いつも校長は思うのだが、世の中の人はみんな才能とかセンスとか簡単に言い過ぎではないか?まずは何を考えているのかが大切だと思うのだ。いかに人と違ったことを考えているかが大切だとワシは思う。ただそれは変わったことや変なことを考えたもの勝ちという、世間一般がアーティストに対して思うこととはぜんぜんちがう。全く逆だと言い切ってもいい。あたりまえに思えることも深く深く考えているうちに、みんなが思っていることの逆の結果になるような…えふでの子どもたちは、そんな研究ができたらいいと思うのだ。例えば野球とベースボールのあいだには、もしかしたら、みかんジュースとオレンジジュースぐらいのちがいがあるかもしれないぞ。もちろんペインティングとフォトグラフっていういいかたもあるけど、絵と写真はどっちも英語でピクチャーともいうぞな。どうして同じいいかたがあるんだろう。そんなみんながぜんぜん気にしないことを、いかにみんなよりも深く考えるかっていうこともりっぱな研究だと思うのだ。いい写真って何だ?シャッターのボタンを押すだけで写るのに、どうしてじょうずな写真と失敗の写真ができるんだろう。プロっていってもボタンの押し方は変わらないはずなのに、どうしてそんなちがいができるんだろう。だいたいシャッターってなんなんだ?シャットするものがシャッターなのに、ボタンを押したら開くじゃないか!逆じゃん!なぜなぜどーして?不思議なのだ!なぞだらけなのだ! さて、今回はゲストだってすごい。大塚いちおさんは夏のロードアート「ツリー」のみんなのがんばりにいたく感激して、えふでのリクエストにこころよく応えてくれた!ジュニアの授業でプロのしごとの厳しさにふれるチャンスをつくってくれたのだ。あの「ただのいぬ。」の服部貴康さんだってデッサンコースに来てくれるとな。どれもかなりたいへんなプロジェクトになりそうなのだ。もちろんキッズだってたいへんぞな、暗室にはいらなければいけないのだ。暗いぞー怖いぞー、つーか赤いぞー(?)うーん。
しかししみじみ思うにこんなに恵まれた子どもたちがほかにいるだろうか?少なくてもアートを学ぶ子どもたちとして、こんな経験ができるなんて日本中はもちろん…世界中にだってそんなにいないぞな。いいかね、スケートでいきなり三回転半のジャンプが飛べるなんてことはありえない。アートだって同じぞな。しかしえふでで学ぶ子どもたちは、努力を続けていつかすごい人になるかもしれない。そう、今年の冬のえふでプラスでは「しゃしんのなぞ」に挑むすごいやつを募集するのだ!