咲いた!みんなの力でモエレ山に大きな大きな花の絵が立ち上がりました。2009年7月5日、モエレ沼公園で行なったワークショップ「フラワー」。始まりは小さな写真からでした。
ほぼ一年前に行なったワークショップ「ツリー」の後、大塚いちおさんとは制作について、美術教育について、なにかと相談を持ちかけていたのです。えふでの教育方針に対しての共感から、しゃしんのなぞ展にむけての特別授業に先生として参加してくださったのも記憶に新しいところです。どちらからともなく「また何かやりたいですねー」と、打ち合わせとも雑談ともつかないお話しを重ねる中で、場所の候補としてモエレ沼公園が上がって来ました。イサムノグチさん設計のこの公園は、日本中から高い評価を受けていますから、いちおさんにとっても手ごたえがあるのではと考えての提案でした。あの手芸部部長もあの植原王子も駆け上がって、見た目のかわいらしさと、実際の大きさとのギャップに驚いたんですよ…そんな話をするうちに、そのモエレ山の写真に、いちおさんがさらさらと直接(!)描いた小さなフラワー。「山にこんな花が咲いてるといいよね」のことばにびびるえふでチーム!「ですからその山ほんとうにでかいっすよ!」「見てると遠近感おかしくなってくるんですって」…まてよ?ということは…しばし沈黙。やろうやりましょうやって見よう!と、なったのです。
そこからは公園との打ち合わせ、見る場所と貼る(?)場所との視点の設定、建築のツマックデザインさんに遠近感の補正のためのデータをおねがいし…と、どとーのごとく進めて来ました。いちおさんとゆかりの深い、NHK「みいつけた!」チームの取材も決まり、あとは…えふでの親子がどこまでがんばれるか! 打ち合わせや下見の時から比べてどんどん伸びた草!急な斜面!過酷な条件てんこ盛り。えふでの生徒は4歳年中からですが、下に兄弟もいるので参加は2~3歳児もいる!つーか画面は20×70メートル!そんな広い面積子どもが塗れるのか?天候は?風が出たとき、子どもはシートを押さえていられるのか?うーん、考えるほどに心配続出!しかーし一番心配になったのは…当日モエレをはじめて見たいちおさんのひとこと「うわっ!山でかすぎ!」えふでチーム絶句(笑)。とはいえ、これまでプールやツリー、はては巨大バルーンにさえもチャレンジして来たえふでですから、勝算はある!と信じていました。
当日のがんばりについては、ぜひえふでウェブを訪問して下さい。「フラワー」制作記がアップされています。小さな子どもたちもすごいがんばりを見せましたが、今回奮闘してくれたのはアートラボの中高生チーム。さすがに鍛えられたラボの、さらに志願者ということもあり、無線のインカム装着でがんばってくれました。うーん、まさに自画自賛だけど、大塚いちおさんとの「フラワー」これはさすがに日本一じゃねー?