2013年12月23日(月祝)、冬のロードアート『Welcome Santa』を実施しました。今回は事前にたくさんの方たちに作っていただいたパーツを並べて、道路に大きなクリスマスツリーの絵を作りました。
路上の1本1本のみどりの線が、毛糸を編んだものでできています。まずは、この編み物の制作にご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました!11月下旬から約1ヶ月間に渡り、まほうの絵ふでの教室を中心に、指編み・リリアンの制作を続けていました。こどもたちやお母さんたち、えふでのOB、そして関係者周辺の大人のみなさま、さらに福祉施設のおばあちゃんたちまで、たくさんの方がこの制作にご協力くださいました。
そして迎えたロードアート当日。天気はくもり時々雪。
寒空の下、まずはボトルに重しになる砂を詰めることからスタート。
次にボトルにネットをかぶせ、間にロープを結びつけます。
寒いところでの細かい制作はなかなかたいへん。みんな手袋を脱いで作業をしています。
準備ができたこどもたちは全員、緑の布を頭からまとい…じゃじゃん!
「木の妖精」に変身。これは予想以上のかわいらしさ!そしてちょっぴり暖かい…
道路の真ん中に立ち、赤いサンタクロースのような赤い上着を着ているのは、イラストレーター・大塚いちおさん。3つの刷毛を持って、こどもたちに毛糸のロープを並べる位置を合図してくれます。こどもたちは、大塚さんが置いた刷毛を探しながら、道路の上にツリーの絵を作っていきます。
しかし小さなこどもたちは、両手に重しの入ったボトルとロープを持ち、布をかぶって歩くのがせいいっぱい。途中で目印を見失ったり、ロープの結び目がほどけてしまうことも。がんばれー!
地上から見ていると何の絵かわかりにくいのですが、高いところで撮影しているカメラからみると…
できてるできてる!
ちゃんとツリーらしき絵ができあがってきています。
この上からの写真はなんと、工事などに使う高所作業車から撮影していました。
うーん。路上も寒いけど、上はもっと寒そう!
高所作業車の出動にご協力くださったHRS株式会社さん、ありがとうございます。
会場になった南2条西4丁目のすぐ横には、「すわろうテラス」というデッキと建物があり、この時期はカフェ▶MORIHICO.のサテライトショップが。温かいコーヒーやココアがとてもうれしい!建物のイラストは、もちろん大塚いちおさんです。
緑の布をまとって活動しているこどもたちは、寒さにも負けずとても元気です。なんてったって妖精ですからね。1本置いたら、また次のロープを受け取って、木の絵を大きくしていきます。
最後に大きなこどもたちが協力して星を運び入れたら、いよいよツリーの完成!
やった!
そしてさらに、頭に大きなポンポンをつけた小さなこどもたちが入場。
派手派手なこどもたちが続々とやってきます。
それぞれツリーの中の定位置に立ち、スタンバイ。
「せーの」のかけ声で……全員、しゃがむ!
クリスマスツリーの『オーナメント』役でした。
これはぶっつけ本番の割に、なかなかうまくいきました。
小さな子どもたちが、さらにキュッと小さく丸まるのがポイント。
ということで、大塚いちおさんと木の妖精たちによるクリスマスツリーの制作はこれにて終了。夏と同じく、ちゃんと道路の片付けまでするのがまほうの絵ふでのロードアートです。それぞれロープとネットを広い集め、クリスマス飾りに変身させておうちに持ち帰りました。ボトルの砂は回収して、来月のロードアート▶ペンギン・ワンダーランドで使いますよ!
さてクリスマス。サンタクロースは来てくれましたか?
MERRY CHRISTMAS!
★寒い中ご協力くださった保護者のみなさん、関係者のみなさんありがとうございました。撮影した映像はまた後日公開します。お楽しみに!
主催/札幌大通まちづくり株式会社、企画/まほうの絵ふで、後援/札幌市(予定)、協力/大塚いちお事務所、札幌オオドオリ大学、有限会社アイ・真駒内の丘、HRS株式会社 、ウインターライフ推進協議会、絵/大塚いちお、映像/Studio V.A.、デザイン/河村杏奈(大塚いちお事務所)