ねんどで植木鉢

2010年5月5日、えふでもついに陶芸デビュー!最終的には食べるため…いやいや、植物を育てるためのマイ・植木鉢づくり。バジルやルッコラ、ほうれん草や水菜など、それぞれ育てたい植物に合わせた形の鉢を目指す!

まずは何の野菜を植えるかを選ぶのだ。親子で参加のところは、やはりごはんを作るお母さんにひとこと相談。そりゃね、うまくいけば数ヶ月後の献立に登場するからの。そして何を隠そう今回指導をお願いした石神先生は、ぬぁんとえふでのママ部員!陶芸家であり、二児の母でもあるのです。キッズから大人まで、ファミリー色の強いこの講座。陶芸に関してはほぼ初心者揃いですがどうぞよろしくお願いします。

使う粘土はちょいと赤が強め。植木鉢にはぴったりぞな。まずはじめにさつまいものような形を手で作る。

それをなるべく均一な太さになるようにヘビ状に伸ばし…

濡らした手ぬぐいで包んでおく。ていねいに作りたいところだが、あまりこねすぎると水分が蒸発するから要注意なのだ。

お!いっちょまえにろくろも登場。底になる部分を切り抜く。

ろくろは回すが、手は固定。これができれば自然にきれいな円が描けるんだがの。ちんまい子どもにはやはりむずかしい。

一段ずつひもを積んで高くしていくのだ。下の方は特に大事。

以降ひたすら積み上げるのだが…さっそく「お、おもしろい…」ふしぎなくらい作業に没頭。陶芸すげぞな!

積み上げると自然に外に広がる力がはたらくため、なるべくまっすぐに立つように気をつける。

道具の美しさも気になるところ。石神先生、古道具屋さんもしているせいかの。

コンコン叩いて粘土の中の空気を抜いたり

木べらで口を広げたり、糸で切り落としたり。

そうそう、植木鉢の底には穴も必要ぞな。

そんなこんなであっという間に過ぎた3時間。大人も子どももやり切った感満点。

親子で参加しても、制作は別ぞな!いつもは黙って見てるだけのお父さん・お母さんも、リングの上では本気出すわけよ。パパの作品(左)なんて、さっすがぞな!

あとはしっかり乾燥させて、焼き上がりを待つのみ。あー、窯の中で割れませんように…相当ワイルドな作りのもあるようだの。作品の受渡しは5月下旬〜6月上旬を予定しております。こりゃ楽しみだの!