2017年7月29日(土)南一条通・札幌パルコ前でロードアート『ぼくはくま』を開催しました。今回はTOWN PICNIC sapporo2017の取り組みの一環として、まちなか運動会(A-bank北海道)、SAPPORO ♡ BICYCLE DAYS(ミライサイクルさっぽろ)との合同開催。こども銀行券「チャリン」を持ったこどもたちが続々と来場。
アートディレクションはおなじみ10.incの柿木原政広さん。まずは青いみずうみの絵をみんなでチョークで描いてみよう!
岩に囲まれたみずうみに、青いチョークを持ったこどもたちでぎゅうぎゅう…あっという間にきれいな青に!
仕上げにえふでラボの中高生が波紋を広げたら完成です。
次は黄色いお花畑の制作。
約100個のお花が、これまたあっという間にきれいに描かれていきました。
3つめの制作は、緑のチョークで大きな木の絵を描きます。
赤い実がなったら、道路の絵が全て完成!
ちなみに会場全体に広がる針葉樹の絵は、まほうの絵ふでのジュニアコースのこどもたちが描きました。こちらもひとつひとつ見応えがあっておもしろい。
休憩を挟んで後半はいよいよ主役のくまが登場です。
「みんなちゃいろなのにぼくだけしろいくまだ」
くまくんはじぶんのからだのいろがきらいでした。
しろいくまくんは ひとりでたびにでることにしました。
もりのなかをしばらくあるくと あおいみずうみがありました。
「わーい」じゃぽん
うれしくなっておよいでみると しろいくまくんは あおいくまになりました。
もうすこしあるいていくと きいろいはなばたけがありました。
「わーい」ごろんごろん
ころげまわってあそんでいるうちに あおいくまくんは みどりのくまになりました。
もうすこしあるいていくと あかいみがたっぷりなった木がありました。
「わーい」むしゃむしゃ
うれしくなってたくさんたべているうちに
みどりのくまくんは ちゃいろいくまになりました。
しろいくまくん、予想以上にきれいな茶色になりました!
ちなみに「ぼくはくま」のおはなしは、こどもたちが青・黄・赤の3原色の混色を体験するため、まほうの絵ふでの松本先生(文)と出口先生(絵)が制作したもの。教室でこの手法を使ってくまの絵を描いたことがあるこどもたちもたくさんいます。
ラボの中高生が、ビルの上や路上などいろいろな角度からこの日のこどもたちの活動の様子を撮影してくれていました。「ぼくはくま〜」の歌やムービーも完成!どうぞごらんください。
会場では撮影チームのほか、こどもたちがスムーズに絵を描けるように裏方役としてセッティングをしてくれた中高生たちのほか、小学校3年生〜6年生からなる「くまチーム」も大活躍。小さなこどもたちの誘導や画材の配布をしてくれました。おつかれさま!
2007年からはじまったロードアートの活動も、なんと今年で10年目。アートスクール「まほうの絵ふで」は、これにていったん活動休止になります。活動にご協力くださったみなさま、そして毎年貴重な活動の場所と機会を提供してくれた札幌のまちのみなさんありがとう!