阿部海太郎×植原亮輔と渡邉良重 LIVE & TALK at FAbULOUS

2009年5月2日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:FAbULOUS 札幌市中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1F
主催:ART education program まほうの絵ふで  協力:有限会社ラウンドアップトレーディング、tsumac design factory、THEATRE MUSICA

200905_liveandtalk

2009年5月2日に開催した『阿部海太郎×植原亮輔と渡邉良重 LIVE & TALK at FAbULOUS』。会場となったファビュラスはセレクトショップ。えふでもいつもお世話になってるtsumac deignさんによるステキな店内には普段からD-BROSの商品が並んでいます。

この日は特にD-BROS色が強まり、スタッフのみなさんもライブを心待ちにしていた様子。チケットは前売りでsoldoutとなっていましたが、開場前から入り口にはたくさんの人が。

まずはじめにDRAFT/D-BROSの植原亮輔さん、渡邉良重さんのトークからスタート。デザイン界では泣く子も黙る宮田識さん率いる株式会社DRAFTについて。そして数々の素晴らしいプロダクトを生みだしているD-BROSについて。フラワーベース、カップ&ソーサー、カレンダー、ホテルバタフライのシリーズなど、制作に関する貴重な話を聞かせていただきました。自分たちの美意識を曲げない。ていねいにデザインする。仕事に対しての真摯な姿勢がひしひしと伝わってきました。

今更だけど…植原日本一てのは才能だな。良重さん国宝説ってのもさもありなん。どんだけ聞いても聞き足りないくらい話が深い…きっとまだあるであろ?つづきはぜひまた次回!

そして後半は、北海道初上陸となる阿部海太郎さんが登場。映画、舞台、CMなど多方面でご活躍ですが、今回は『SOUND TRACK FOR D-BROS』を軸に演奏。

ホテルバタフライのための曲、カレンダー、BROOCHなど、生で聴くと改めてすばらしい。映像とリンクさせた演奏では思わずその世界観に引き込まれ、まるで夢のようなひと時!

ライブの終了後には再度D-BROSのおふたりも登場し、みなさんでのトーク。途中、良重さんと海太郎さんが一緒に手掛けている「ソフィーナのCMを…」とのリクエストに対し、PCから音声が出ないというアクシデントが。しかしせっかくだから…

「生ソフィーナ」。映像見ながら海太郎さんがその場でピアノを弾くというこれまた貴重なおまけが。場内からは思わず感動のため息が。作曲するにあたり、化粧品についていろいろと勉強なさったとのことで「妙に詳しくなっちゃった。」そんな裏話もおもしろおかしく聞かせてくださいました。海太郎さんの浮世離れしたオーラは、おそらくその純粋さ故。終了後にはライブについてこんなことをおっしゃってました。「音楽家はその瞬間、瞬間で命がけなんです」うぅぅー、しびれたぜ!

この春GWの一連の活動にご協力くださいましたみなさま、ありがとうございました。特にご多忙の中、司会を務めていただいたHOMEのwabiさんこと工藤さん、そして代官山店オープン時期に重なったにも関わらず、音楽機材の相談・手配から当日の音響まで全ておひとりでこなしてくださったcholonのキクチマコトさん、はるばる東京からやって来てひとり三役、えふでのスタッフ以上の活躍を見せたハセくん。ちなみにハセが撮ったライブのビデオはかなりいいクオリティとのことで、何かの形でみなさんにお見せできればいいなと思っています。乞うご期待。その他にも様々な形で多くのみなさんのお力を借りて実現することができました。改めてお礼申し上げます。

[参考サイト]
阿部海太郎さんについてはシアタームジカ
アルバム『SOUND TRACK FOR D-BROS』についてはこちら
D-BROSの植原亮輔さん・渡邉良重さんについてはこちら