まほうの絵ふでの おばけ絵やしき

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 2017年1月7日(土)8(日)9(月祝)札幌市白石区のカフェ・Plantation 3Fグルニエ
で、三日間限りの『おばけ絵やしき』展を開催しました。会場となったカフェは、もともと倉庫だった建物をリノベーションしたところ。3階のスペースは天井や梁も高く、さらに渋く古びていて雰囲気満点。おまけに今回はすべての窓をダークカーテンで塞ぎ、暗い空間の中でこどもたちの作品を展示することに。

懐中電灯を持って、ひとつひとつ作品を照らしながら見ていただきました。暗闇がこわくて中に入れない子もちらほらいたようですが・・・慣れると小さい子でもなんだか楽しくなってきたみたい。

お面の片面には、それぞれ自分の眠った顔を描いています。暗闇でゆらゆら揺れてるとこれもなんだかこわい気がする。

そして裏面にはモンスターの顔が。うわーん、これは本気でこわい!

特に「ラボの子たちうますぎる」と大人もびっくり。

さらに会場に響くこどもたちの謎のヒソヒソ声。「先に行って」とか「おじいちゃん?」とか、普通に言われれば全然こわくない言葉だらけなのに、ここで聞くとゾッとする!暗闇にゆらゆら揺れるこどもたちの作品と合わさって、怖さ10倍のおばけ絵やしき展。ご来場くださったみなさまありがとうございました。


 
 

 
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『Rocca MONSTER』▶︎Rocca Spiele
ゲームブランドRocca Spieleの新作カードゲーム。「降り止まない雪。閉じ込められた村人たち。村人の中にモンスターがもぐりこむ。夜になると、村人たちは深い眠りにつく。モンスターだけが目を覚まし、村人を襲う。」 誰がモンスターを持っているのかを当てるスリリングなカードゲーム。会期中の2日間、夕方の暗い時間帯にこのゲームを使ったゲームナイトを開催しました。

前半はグループごとにゲームをプレイ。『おばけ絵やしき展』ということで、今回は特別にこどもたちのお面をつけて、嘘がバレないように顔を隠しました。

最少年齢はなんと5歳から、お父さん・お母さんたちも一緒にゲームを楽しみました。

さらに後半はこのゲームを作ったトゥルーリ・オカモチェクさんが来場し、特大サイズのRocca MONSTERを使ったスペシャルルールのゲームも。

「ウーナ、ドゥーエ、サーンツァ、ヨームノ…」みんなが目を閉じてトゥルーリ語で1から10まで数えている間、モンスターはこっそりお面を外してトゥルーリさんにサイコロを置く位置を指示。みんなが目を開けたら、狙われたプレイヤーは大きなサイコロを振らなければいけません。1〜4が出たら村人のカードを裏返してお墓になってしまいます。5〜6が出ればセーフ!

「モンスターは誰だ?」会場にいる全員が推理をしながらゲームは進みます。ふだんはプレイヤーの人数分しかない「Monster?」と書かれた投票カードの枚数も増えて、会場内のオーディエンスにも投票権があります。「あの人が怪しい」「いや、私はちがいます!」

駆け引きあり、笑いもあり、会場内のみんなが注目する中でプレッシャーにも負けず、見事さいごまで嘘をつき通したプレイヤーの最小学年はなんと小学校1年生でした。これはすごい。拍手! あちこちで歓声が上がる大盛り上がりのゲームナイトになりました。