2015年1月19日（土）札幌市電のループ化記念として『つながるレイルフラッグ』を実施しました。会場は歩行者天国になった冬の札幌駅前通。 道路脇に新しく引かれた線路の上には、ポラリスやクリスマス仕様にラッピングされた電車の姿もありました。
『つながるレイルフラッグ』で装飾をする電車は、札幌市電の中でも一番古いM101 形。丸っこくてかわいらしい。レトロな2トーンカラーで希少な存在。
集まったこどもたちはまずはじめに、電車の窓の形が印刷された紙に、自分や家族の姿を描き込んでいきます。手袋を脱いで、なかなか細かな作業をがんばっていました。
絵を本物の電車の中に持っていくと、カラフルな電車のフラッグがゆらゆら。好きな色のフラッグの中に絵をはさんで飾ってもらいます。
みるみる間にたくさんの作品が吊るされて車内が賑やかに。ついつい一枚ずつ見てしまいますね。
さらにガラス窓にはイラストレーター植田真さんによるオリジナルステッカーの装飾が。
鳥や木やまちなみ。
一見「なんだろう？」っていう不思議な形のものも…
植田さんが描き加えることでさらにさまざまな表情に変わっていきます。
さらにイベントの最中、すぐ横のスクランブル交差点では大型ビジョンでは▶︎ロードアートRocca Railsの記録ムービーも上映されていました。2013年に新型低床車両A1200形、通称「ポラリス」が導入された際にこの場所で実施したイベントです。
あれから約2年。だんだんまちが変わっていく様子を、まちのみなさんやこどもたちといっしょに体験していけるのがとてもうれしいです。
『つながるレイルフラッグ』に参加したこどもたちは、カードゲームRocca Railsの特別版をプレゼント。すごくうれしそう！
ということでこどもたちが描いたレイルフラッグと植田真さんのイラストレーションに飾られたM101形の電車は、年明け1/5（火）まで札幌のまちを走ります。見かけたらぜひ乗ってみてくださいね。
