ロードアート ツリー

実施日=2008年7月28日
札幌市中央区南1条西4丁目(札幌PARCO前)歩行者天国

NHKエデュケーショナル『みいつけた!』のエンディングで放送されました。


ロードアート“TREE”に参加したみなさん、おつかれさまでした!夢のような制作から一夜明けた今日、未だ興奮さめやらず・・・んあー、いったい何だったんだろう?ってくらいすごい制作になりました。魂抜かれたぜ・・・予想以上の晴天、予想以上の子どもたちのがんばり。そして予想以上にすごかった、アートディレクター柿木原政広さんとイラストレーター大塚いちおさん。とんでもなくステキな体験を子どもたちにプレゼントしてくれました。

三越とパルコに挟まれた札幌市中心部。大塚さんの木を舞台に、子どもたちはチョークで描いた絵を頭上にかまえ、画面の中で様々な動きをします。カラフルな実がなったり、鳥が飛んだり・・・その様子をビルの上から撮影する写真家・服部貴康さん。一日で撮影した枚数はなんと2200枚超え!「人生で最も多くシャッターを切った日」ですって。もちろん全部ハイクオリティの写真っていうからほんとすごい。そしてフレームに使った大量の風船は午前中から手伝いに参加してくれたみなさんの手によります。これまたすごかったですねー、800個!限られた時間の中でよくこんなにたくさん膨らませられたもんだ。道行く人も思わず顔がほころぶ、ほんとにすてきな舞台でした。

うーむ、こう見ると大塚さんのイラストほんとにすげえ。そして今回は制作の様子がそのままムービーになるから、もちろんNGもあり。上から「もう1回お願いしまーす」という柿さんのやさしい響きながらも容赦ない言葉が降ってくる。「げ!ダメか!」「暑い〜」そしてOKとともに思わず沸き起こる拍手や歓声。子どもたちはチョークまみれになりながら、暑さにもめげず、約3時間に及ぶ制作をがんばりました。

ちなみに終了後のおとなのミーティングでは、みなさんたいそう満足げ。改めて写真を見直し「わーっ!」「すごい!」なんつーか、なんだろね、それぞれのちからが足し算つーよりかけ算みたいにパワーアップしたのかな。冷静になってみるとまるで他人事みたいにすごい。そしてこんなすばらしいキャスティングの制作を実現できたのも南1条グリーンオンパレードの関係者のみなさんのおかげです。ほんとにありがとうございました。

おまけ。ロードアートのシメといえば掃除タイム。風船を勢いよく割り、水まきホースとデッキブラシ登場。待ってました!とばかりに子どもたちが飛び出して大騒ぎ。ホースを持つ柿さんの周りにはどこを向いても子どもたちがいっぱい。まるでハーメルンの笛吹き状態。ずぶ濡れになった子どもたちとともに、柿さんまで水をかぶって大笑いしてました。