モエレ沼公園『フラワー』


2009年7月5日(日)見事に咲いたフラワーなのだ!

幅20メートル、高さ70メートルという巨大な花の絵、札幌市東区・モエレ沼公園の大きな山にどっかーん!原画はイラストレーター大塚いちおさんの手によるカワイイ絵。しかしこれだけでかくなるとさっすがに迫力満点。見よ!上からのこの壮快な眺め!

この距離だと人は小さなつぶつぶ。きっと花の周りに座っとる子どもたちは向こうから見るとまるでアリんこだな。
こちらは山の上の子どもたちに声援を送るお父さん・お母さん
(+通りがかって驚くたくさんのオーディエンス)

それに応えて懸命に手をふる子どもたち「やったぞー!!」

しっかし…とおいぞー!

今回の作品、あまりに巨大なため山のふもとで各パーツに色を塗り、それを山の上で組み立てるという作戦で行ったのだ。まずはじめに子どもたちがパーツを広げてよっこらせ。

でかすぎて何が何やらよくわからん…遠近ついた時にちょうど良く見えるよう計算して、パーツは細長くしとるのだ。

筆でちんたら塗ってたら日が暮れる…ということで今回はペンキ塗り用のローラーを用意。

コツは「均一に仕上げないこと」多少の塗り残しや、じわじわ色が混ざってないとこをうまく残すのがいい感じ。イラストレーター大塚いちおさんの指示のもと、一気に仕上げた花びらや葉っぱ。

お父さん・お母さんたちのナイスな協力もあり、塗りの行程はスムーズに終了。

次に待ってたのはこの巨大なパーツを山の上まで運びあげるというミッション。登ったことある方はおわかりでしょう、モエレ山ってのは大人でもかなりきっつい斜面。見た感じ、下は2〜3歳の子どももおったぞな…はたして上までたどり着けるのか?!
ここはそれぞれのチーム、子どもも大人もみんなで「わっしょい!」

「わっしょい!」

一番上の花びらのチームなんか超たいへん。上に行けば行くほど斜面がきっついのだ。「がんばれーっ!」「もう少しだーっ!」

山肌は草も深く、キッズの子どもたちは限界ギリギリの顔で到着。
しっかしやり切った感は満点。

何がすげーってどう考えても3時間はかかるであろうこの巨大な絵画制作、えふでの場合は…ぬぁんと2時間で完成!驚異的ぞなー。さいごは全員、転がり落ちるようにして下山。兄弟姉妹…いやいや他家族の子どもの手をとって下山するジュニアの姿もちらほら。ぬぅ…その姿にはワシとしてもかなりご満悦。まったくもって良い共同制作であった!

そしてラボ(+卒業生OB’s)の連中も今回は大活躍。トランシーバー・インカムを装着しての活動は貴重な経験になったであろう。「はるばる来たぜ北海道〜」の取材班のみなさんもおつかれさまでした。えふでの子どもたちも粘り強いが、取材チームのみなさんも粘り強く、どんなかたちで制作の様子をまとめてくれるのか楽しみにしとります。
そしてそして、イラストレーターの大塚いちおさん、2回ってのはなんだかキリが悪いっすね!前回のツリー、今回のフラワーの続編として、また何かご一緒しましょう!