[札幌]ロードアート おやゆびひめ

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2016年7月30日(土)南一条通・札幌パルコ前で『ロードアート おやゆびひめ』を開催しました。前日までの大雨も止み、ホコテンの交通規制がはじまると続々と親子連れが来場。今回は隣のブロックで開催されたSAPPORO ♡ BICYCLE DAYSと一緒におもちゃ銀行券「チャリン」を使ったイベントということで、受付で必要なチャリンを支払い、お花のバッジをもらったこどもたち約200名がロードアートに参加しました。

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全12種類のお花のバッジでチームに分かれ、えふでの中高生のスタッフと一緒に活動をしていきます。

今回はアンデルセンの童話「おやゆびひめ」がテーマ。妖精たちが住むお花の国を描いていくため、まずは道路に大きな葉っぱを描くところからスタート。

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すごいスピードでみるみる緑になっていき、途中「チョークが足りなーい!」と追加投入。

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「もっと濃くしよう!」全部使い切る頃にはこどもたちの手も顔も緑まみれになっていました。

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葉っぱの絵が描き終わったら「大きな花をみんなで運び入れよう!」アートディレクター柿木原政広さんの指示で、こどもたちが絵のなかにお花を入れていきました。

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全部並べたら、妖精たちが住むお花の国が完成。お花のまわりに立ったこどもたちがおやゆびひめサイズに見える!

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ちなみにこの12枚の巨大な花は、夏休み前のえふでの授業で小学生のジュニアのこどもたちが絵の具まみれになりながら制作したもの。道路に並べるとずいぶんステキな絵に仕上がってくれたので、がんばった甲斐がありました。ふう〜

ところでアンデルセンの「おやゆびひめ」はチューリップのお花から生まれた小さな女の子が、カエルに誘拐されたり、メダカに助けられたり、コガネムシに置き去りにされたりしながらあちこち旅をするお話です。途中、ネズミのおばあさんのおうちでモグラやツバメに出会い、最後はツバメの背中に乗って妖精たちが住む花の国にたどり着く…ということで、ロードアートにもツバメがやってきました!

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ツバメの背中には、中野ミホちゃん(▶︎Drop’s)がギターを持ってスタンバイ。小さな頃からえふでに通っていた、えふでのみんなの大先輩です。なんと今回のロードアートのために、おやゆびひめの歌を作ってくれました。さらに▶︎Rocca Spieleのトゥルーリさんもピアニカを持って登場。妖精の国にいてもなぜだか全く違和感がない雰囲気。ふしぎ!
ミホちゃんの歌がはじまったら、おやゆびひめゲームがスタートです。

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こどもたちはお花のまわりをくるくる回り、後ろに3歩、前に3歩。「ヘイ!」と足を蹴り上げて、最後にみんなでじゃんけんぽん!各回のじゃんけんでトゥルーリさんに勝った子は、宝石の首輪がもらえます。

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回を重ねるごとにこどもたちはノリノリになり、勝った!負けた〜と盛り上がりました。ゲームが終わった後は、集めた首輪の数に応じて、おもちゃ銀行券「チャリン」をプレゼント。

ビルの上から撮影した映像をみたら…わわ、妖精のダンスみたい?!一連の様子を、ミホちゃんのうたといっしょに映像でご覧ください。

そして最後は毎年恒例の道路清掃。デッキブラシを持ったこどもたちが全身ずぶ濡れになりながら絵を消していきました。

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Special thanks:
[うた]中野ミホ(▶︎Drop’s
[ゲーム]トゥルーリ・オカモチェク(▶︎Rocca Spiele
[デザイン]柿木原政広(▶︎10.inc)

中高生のえふでラボみんなもスタッフとして大活躍してくれました。会場内を忙しく走り回りながら、それぞれのお花のチームで小さなこどもたちをまとめ、絵を描いたり踊りをリードしてくれました。おつかれさま!

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[PHOTO]中嶋史治

主催:まほうの絵ふで 協賛・協力:I LOVE ODORI ・札幌大通まちづくり株式会社